「めでたづくし文様帖ワークショップ」、11月3日、文化の日に開催いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
講師の下中菜穂先生は数々の有名建築を題材に切り紙ワークショップを行ってきた切り紙研究家で、江戸から続く「もんきり遊び」を様々な形で紹介なさっています。
矢中の杜でのワークショップは3回目。江戸時代に始まるこの切り紙は、暮らしの中で文様を楽しむ遊びということで、今年は少し早めの「お正月のもんきり遊び」。おめでたい柄づくしです。
下中先生から、「もんきりって何」や、「どのようなものができるの」など具体的に説明をしていただいて、実際に切っていきます。先生も会場を回ってくれて、個別に教えていただきました。
紙を折って、型紙に合わせて切っていきますが、初めての方もどんどん手が進むようです。
午前中はウォーミングアップ。昼食と休憩後に、再び開始です。
少しづつ会場の緊張感も和らいでいくようで、午後に備えます。
お昼はみんなで常総市の蕪逍庵さんのお弁当。熱々のお汁もついて、お屋敷にいい香りが漂います。
矢中の杜の台所は今も実際に使える現役の台所。今回も大活躍です。
休憩時間には邸宅の中もそれぞれ見学いただいて、いよいよ午後の作品作りに。
さあ、どんな作品ができるでしょう。
続きは『後編』をお待ちください。
最後の写真は野沢如洋画伯の衝立と、もんきりの、この時だけのコラボレーション。なんだかとてもしっくり馴染んでいます。
現在、野沢如洋展、開催中です。
次の公開は11月5日(土)、6日(日)です。
5日は北条商店街で、秋のほうじょう市も開かれます。
みなさまのおいでをお待ちしています。
ナカムラ