2017.07.25

つくばね学、3年生無事終了しました

暑い日が続きますね。
そんな中、つくばね学でお世話になった高校生から、暑中見舞いのお葉書が届きました。
メールやSNS等が主流となった現代でも、やはり手書きのお手紙をいただくというのは、嬉しいものです。

さて、このつくばね学。
昨年9月からボランティアに来てくれていた学生たちも、7月で終了となりました。
9月からは次の2年生がボランティアに来てくれます。

3年生にとって最終日となった7月7日は、障子の張替えを行いました。
少し間が空いてしまいましたが、その日のご報告です。

障子の張替というと、季節的に冬のイメージが強いですが、最近は障子のない家が増えたり、張り替えをする機会が減っているので、せっかくですからここで体験してもらおう!ということで、本館書斎の小窓の障子を張り替えました。

前回下準備として古い紙を剥がして桟を掃除しておいたので、今回は新しい障子を張るところからスタートです。

地元のベテランのご指導の下、糊付けをし、慎重に紙を広げていきます。
はじめはおそるおそるだった手つきも、少しずつ手慣れていきます。

無事に張り替え、障子を嵌めると、部屋が明るくなりました。
日焼けして所々破れていたのが、真っ白でキリッとして、背筋がピンと伸びるようです。

授業の最後には、約1年間ボランティアに来てくれたことへのお礼として簡単ながら感謝状と、学生たちががんばった成果として寄贈品の目録、そしてNPOの会報を渡しました。

矢中の杜での体験が、彼らにとって少しでも有意義なものとなったのであれば、幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です