矢中の杜活動史 第31回——AAPAとの出合い

こんにちは、早川(公)です。

前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。「活動史」という構成から、記事のフレッシュさはもともとないものですが、もし更新を楽しみにしていた方、申し訳ありません。。

ここのところ、ずっとTxTという活動のことを振り返っています。TxTもそうですが「外部の人の目を通して、それ自体が持つ価値を捉え直す」という試みは、僕にとってもずっとキーワードなのかもしれません。

そんなTxTに関連して、矢中の杜でplayした思い出深い企画が、AAPAさんとの「矢中の杜を舞台にしたダンス公演」です。

AAPAは、Away At Performing Artsの略で、そのまま訳せば「アウェイで舞台芸術をやる」です。その名の通り、劇場や舞台といった既存の空間にとらわれずに、場所との関係から舞台芸術を企画するのがAAPAの持ち味です。

TxTでパイロット的に矢中の杜で踊ったもらった際に、そのユニークさに惹かれたぼくは、AAPAの代表のに相談して単独公演をお願いします。

それが、「ブランク」です。(↓のポスターは当時のもの)

 

ポスターから公演主旨を引用します。

主を無くした、つくば市北条に佇む矢中御殿。昭和13年に建設された豪華な邸宅は、40年もの間、忘れられたように街に埋もれていました。

現在、邸宅は新しい持ち主と筑波大生のボランティアによって、1年以上かけて清掃され、新しい形で人を迎える場所になっています。

そんな「矢中の杜」の守り人の早川に誘われ、ある日東京からやってきたAAPAの國府田と上本。よくわからないまま邸宅のお掃除をしたことが、今回の公園のきっかけ。

お互いの活動を通じて、できること。作る、観る、話す、考える。

終わりのある「物」と終わらない「言葉」。終わりのあとにあるブランク。それは、あたらしいものの始まり。

そこから広がる生活を一緒に創る、「矢中の杜」でのAAPA公演。ぜひお見逃しなく。

今さながら改めて思うのは、ぼく(ら)は、邸宅に来た人は誰であろうと「お掃除」に巻き込んでいたんですね(笑)

なんだか今思うとすごく変な感じですが、その頃はそれが当たり前だったんです。邸宅公開は始めていたものの、今よりもずっと認知度は低かったし、登録文化財にも認定されていなかった。そういう意味では、「お客さん」なんていない世界だったのかもしれません。

そんな「よくわからないお屋敷」で彼らは何を「踊って」くれたのか。

具体的な内容については次回に綴りたいと思います。


次回の邸宅公開は、7月1日(土)です。矢中の杜でお待ちしております。

 

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