さて前回記事の続きです。
午後の部(庭部隊)が取り組んだのは、かねてより手をつけたいと思っていた大谷石の壁面の草取りです。
別館二階からも見えるはずのこの壁は、葛を中心につる草たちの牙城となっていました。
【壁をびっしりと覆うつる草の皆さんbefore】
しかし彼らには申し訳ありませんが、ここを取り除かないと、この築山にあったといわれる回廊を掘り当てることはできません。
一心不乱に作業を行ないます。
【作業の風景を遠くからみるとこうなります。ツナギ三兄弟。】
再確認したことですが、本当に庭を掃除するのは楽しい!
何がいいかって、作業の進捗が目に見えてわかることですね。
普段、自分が進んでるのか戻ってるのかわからないような研究活動をしているからこそ、余計にそう思うのかもしれません。
とにかく、壁や組まれた岩の形など、見えなかったものが見えていくことに喜びを見出すことができます。
作業すること2時間あまり。
先ほどのbeforeはこうなります。
【大谷石がくっきりと見えるようになったafter】
刈った草は積まれて、自分の背の高さを越えています。
【手前にあるのはテラオ隊員が必死になって獲った棕櫚(しゅろ)】
作業の後の充実感に浸る間もなく邸宅は夕暮れてあっという間に暗くなります。
日が落ちるのが早くなったな~、としみじみ思う瞬間ですね。
今年の夏は酷暑で月例の掃除も大変でしたが、植物がいったん落ち着くこの期間が庭の掃除の大チャンスです。
来月はいよいよ今年最後の掃除になります。
がんばろう。
来週は邸宅公開ですね。
(まだまだ途上ですが)見えるようになった壁や奥の間を見に、ぜひいらしてください。
見学は11:00~、13:00~、15:00~の3回となっております。
それでは、またっ!
どうも、ザ・身内ですが、たまにはコメントを(笑)
先日は、お疲れ様でした。
参加できず、申し訳ないです。
私が旧矢中邸の掃除をし始めて、一番最初に掃除したのが、今回の別館の奥の間でした。
もうかれこれ2年近く前になりますね。
それ以来まともに掃除できず、すっかり空き家の時のようになっていたところが、再びこんなにキレイになって、感
無量です!
掃除は、初心を思い出させてくれますよね。
月例掃除に久しく参加できていなかったので、来月こそは、今年一年の感謝の気持ちも込めながら、邸宅をキレイにしたいなと思います。
minaでした。
突然 失礼します
本日の毎日新聞での茨城版で記事を拝見して、コメントしています。
質問ですが、月二回の見学会は、予約などが必要なんでしょうか?
mo1084さん
管理人に任せておくと、ご返答が忘れた頃になりそうなので(笑)。
個人や少人数でしたら、ご予約は必要ありません。
当日時間の少し前に受付していただければ結構です。
もし10人以上でおいでの場合には、念の為にお電話いただければ間違いありませんが、いきなり来られてもたぶん大丈夫です。
ただ時間よりもあまり早く来られると、スタッフが混乱することがあります。
特に1時の回の前には、昼食をとっていたりしますので(笑)。
なおこの時期屋敷内は外より寒いことがありますので、十分な服装でお越しください。
それではお越しをお待ちしております。
そらねこさま
丁寧なコメントありがとうございます
一緒に聞けばよかったなぁ~と後悔していますが
公開時間を教えてくださるとうれしいです。
1時の回は、了解しました。
その他の回があれば、どうか 教えてください。
ぱらぱら質問失礼いたします
mo1084さま
ブログの閲覧およびコメントいただきありがとうございます。
また、そらねこさん、代理での返答、ありがとうございます。
普段の公開は、第1、第3土曜日の11:00~、13:00~、15:00~の計3回行っております。
所要時間は各回1時間程度で、人数は各回10名程度とさせていただいてます。
事前予約しないと入れないというわけではありませんが、先日の情報誌や新聞記事掲載の影響で、ここ数日は見学会に関する問い合わせが急増しています。
もし予めご都合のよい時間帯がお決まりでしたら、なるべく事前に予約をされた方が確実にご覧いただけるかと思います。
当日いらっしゃって、すでに人数が一杯の場合は、お断りせざるをえないこともありますので…。
あと、もしブログにコメントされる場合、最新記事の欄に記入していただければ、確認&お返事が早くできるかと思います。
昔の記事の方だと見落とす場合がありますので。
申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。