11月27日(日)、守り人育成講座が開催されました。
守り人育成講座は守り人たちの勉強会のような講座です。
今回の講師は、現在のオーナー、森洋さん。
矢中の杜は、森さんが所有されたことを契機にして、保存活用の活動が始まり、今に至っています。当時のお話をはじめとして、さまざまなお話を伺う機会となりました。
森さんが所有することになったのは2008年。
実際に邸宅を前にして大きな戸惑いがあったこと、学生たちとの出会い、どう使っていくかの選択肢など、その当時の逸話を伺い、いろいろな出会いと偶然が重なって、今の活動が始まっていったことをお聞きすることができました。
講座の最後には、森さんから参加した守り人たちに向けて、
矢中の杜を「いつでも戻ってこられる場所にしていきましょう」
というメッセージが。
みんなでうんうんと頷きながら終了となりました。
今回は、この講座のほかに、地震で剥落した別館の外壁の補修も実施。併せて邸宅内の展示替えもして、一日たっぷり矢中の杜ですごす楽しみも改めて実感しました。