2016.06.16

矢中の杜へようこそ(その5)

16061600玄関ホールに上がると、右手に居住スペースが並ぶような構造になっている。
杉の一枚板を使った板襖には、直接日本画が描かれているのに驚くであろう。
作者は南部春邦と言う絵師で、矢中龍次郎氏とはかなり懇意な方だったようだ。
丹頂鶴の絵の向こうは畳廊下のような四畳間で、奥の襖には猿が描かれている。
左手は居間で普段の生活が営まれていた場所となり、突き当たりは書斎である。
書斎の北側は掘り炬燵のある床の間で、広縁の向こうに石積みの中庭を望む。
その様子はまた、Facebookに掲載した、おまけの動画でご覧頂ければと思う。

ところで週末の18日から『手ぬぐい展』が始まるのでちょっと様相が違うかも知れないが、そちらもまた楽しいイベントなのでぜひ遊びに来て頂きたい。

soraneko

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