2021.06.15

守り人日記 〜6月13日〜

久しぶりの日曜日の邸宅公開、明日からの雨に備えて午前中に陸屋根のコーキング補修作業を行いました。
雲の隙間から時折のぞく太陽に照らされて、じりじり夏を感じながら傷んでしまった防水シートの継ぎ目にコーキング剤を上塗りしました。先日お騒がせした小動物の入り口かもしれない部分の補修も確認!

建築当初は玉砂利が敷かれ、シートには直射日光は当たらない予定だったのかもしれませんね。昭和の時代には、最近のようなゲリラ豪雨みたいな降り方もしなかったかもしれません。

午後には気持ちの良い風が吹き始めたので、風鈴も出して、奥ではヒマワリを植える守り人もあり、すっかり夏仕様です。雨の降り方も、日差[……]

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2021.06.11

別館迎賓棟/現況調査が実施されました

6月1日、別館迎賓棟の現況調査が実施されました。

ご協力をいただいている伝統技法研究会の皆様による調査です。

別館迎賓棟の2階は、迎賓棟にふさわしく洋風和風の見事な応接室があります。風格があり、落ち着きと豪華さが同居する自慢の空間です。この別館迎賓棟の2階部分の傾きが、東側(庭側)に進んでおり、2020年には今できる補強措置工事を実施しました。

現在は2箇所の建具を外し、それに変えて補強のための木製フレームがそれぞれに入っています。ただ、このフレームはあくまでも一時的な対策で、本格的な調査と修復工事が必要です。

総勢10名の専門家の方々が、別館の平面立面や構造の確認[……]

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2021.06.09

【つくばね学:ぬか袋で磨き上げる】

6月4日は、強い雨が降る少々荒れた天気、屋内での作業となりました。

この日は、ぬか袋を使って床を中心に木部を磨き上げる作業をしてもらいました。

昨年も一度やってくれていて、2回目のぬか袋磨き。ぬかの入った布袋をもって床を拭いていきます。

布袋は汚れていきながらも、ぬかの油分がジワジワと出て木部を保護しつつツヤが出てきます。誰のぬか袋が一番汚れるか!と競争しながらの作業で、床と柱を磨いてくれました。

振り子時計もネジを巻き時間を合わせてくれて、作業終了です。

後半は宮清大蔵で「百年名家」のビデオ鑑賞。先週の続きを大画面で見てもらいました。[……]

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2021.06.07

守り人日記 〜6月5日〜

薄曇りなお天気ではありましたが、ほどよい間隔でずっとご見学の方がいらしてくださり、賑やかな一日でした。

そんな中、自由見学の時間帯にアプローチ部分の花壇にお花の苗を移植。そして、お花の終わった水仙を可愛い三編みに。葉っぱが自然に枯れるまでこうしておくと(普通に結んでもOK!)見た目もスッキリするうえ、光合成をし続けて栄養分を球根にたくさん蓄えることができるため、来年の花つきがよくなるそうです。見た目とても可愛いので、矢中の杜にいらした時にはぜひご覧になってみて下さいね!来年の開花が楽しみです♪

守り人S[……]

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2021.06.03

“矢中の杜”をはじめた守り人の話 6 -バランスを考えながら、声をかけ、協力者を集める-

こんにちは、井上です。

前回は、オーナーに対して自分の姿勢を伝える努力をしたことについて書きました。

今回は、邸宅を動かし始めるにあたってどのような人にどのようなことを考えながら協力を求めていったかを振り返りたいと思います。

第一に、数十年もの間空き家となっていた邸宅ですから、掃除をしないことには何も始まりません。それには絶対的なマンパワーが必要です。

また、邸宅を文化財として残していくためには、建築学的な調査と、文化的価値の評価を行うことも必要です。これには専門家の力が必要です。

そして、邸宅の保存活用をすることは、邸宅単体だけでなく地域にとっても意義があり、賛[……]

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2021.05.31

守り人日記 ~5月29日~

邸宅公開の日。

朝雨戸を開けて準備をしようと思ったら、なにやら臭いが漂ってきました。トイレ掃除が足りなかったかと覗いてみても、きれいだし臭いもない。

いったいどこから?何の臭い?と思って探し回っていると、庭でたぬきらしき足跡を発見。どうやらたぬきか何かのフンの匂いがしているようでした。場所は洗面脱衣室の床下が怪しいなと。

窓を開けたり、排水口を塞いだり、とにかくその場でできる臭い対策をして、公開開始となりました。だんだんとにおいも薄れ、(翌日には全くしなくなりました)邸宅公開は無事終了。

こんな小さな事件のあった日でした。

ハッカ油がたぬき忌避にいいようなので、対[……]

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2021.05.27

【つくばね学:矢中の杜の衣替え】

5月21日は、雨が降ったりやんだりの天気でした。

この日は、邸宅の中の障子戸を、網戸に建て替える作業を進めました。

矢中の杜では夏が近づいてくると、障子がより風通しのいい網戸に建て替えられて、夏仕様になります。

しまってあった網戸を運び出し、入っている障子戸と変え、外した障子戸を代わりにしまいます。

今日は6名。いつものメンバーと、前回とは違う教育実習生も参加してくれました。
作業が早い早い。30分で無事終了しました。

後半は宮清大蔵で「百年名家」のビデオを鑑賞してもらいました。
せっかく見るなら、インパクトのありそうな大画面でということで、場所を移動。[……]

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2021.05.24

守り人日記 ~5月22日・23日~

22日(土)の邸宅公開、邸宅は夏の姿に。

つくばね学の生徒たちが障子を網戸に建て替えてくれました。見学の皆様に邸宅の涼しい姿を見ていただいて、梅雨空でしたが爽やかな1日でした。

23日(日)は、総会が開催されました。初めてのオンライン開催で、普段なかなか会えない方とも会えて、緊張しつつありがたく感じました。

守り人N[……]

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2021.05.20

【つくばね学:教育実習生と一緒に作業】

5月14日のつくばね学には、教育実習生もやってきました。

筑波高校に教育実習生としてやってきて教師を目指しているのだそう。一緒に奥庭の掃除をしてもらいました。

先週に続き、奥庭の入り口の草取りと大王松の落ち葉を掃除します。

大量の大王松の落ち葉、堆肥にはならないため、ゴミ袋に詰めて行きます。

10袋以上に詰め込んで格闘するも、あまりの量の多さにギブアップです。

この日は最高気温が28℃にもなった日で、日向は夏のようなジリジリする暑さ。日陰を選んで作業をするものの、急な暑さにグッタリする陽気です。帽子や飲み物を取り入れながらの作業となりました。

大王松の落[……]

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2021.05.17

守り人日記 〜5月15日〜

暑いような肌寒いような、
雨降りそうな降らなそうな…

そんな不安定な一日も
みんなで楽しく世間話をして
笑って過ごせば素敵な一日に。

写真は別館二階の応接間です。
この部屋には龍次郎さんが
紫綬褒章を頂いた時に撮った写真が飾ってあって
(写真中央の上やや左)
静かな時も賑やかな時も
ずっと邸宅を見守り続けてくれています。

守り人S[……]

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