2017.08.07

新リーフレット製作に込める想い~前編~

こんにちは。
ブログでは久しぶりに登場します、理事長の井上です。
久々に登場して、いきなり長文の記事となりますが、読んでいただければ嬉しいです。

すでに以前のブログでも少し報告しましたが、今年度の重要な事業の一つとして、当NPOでは矢中の杜の新しいリーフレットの製作に取り組んでおります。
現行のリーフレット(以降、初代リーフレットと表記します)は活動初期に熟考を重ねて製作したものですが、そこから活動状況や活動の中心メンバーも年々変わってきていることもあり、現在の活動により即したリーフレットを製作することになりました。
(現行のリーフレットの製作秘話については→連載ブログ「矢中の杜活動史 第29回—リーフレットをつくる」にて公開しています!)

邸宅公開やイベントの際に配布しているリーフレットは、私たちNPOが矢中の杜について伝えたいことを体現している、とても大切なものです。
ただ単におしゃれだとか、解説文を詳しく載せておけばいいとか、大量に配っておけばいいとか、そういったものではないと思っています。
そのため、外部のデザイナーにお任せ、というかたちではなく、リーフレットのデザインの根底にある部分は、きちんとNPOメンバーで考えて、共有したい、その上でそれをきちんと理解してくれる方にデザインをお願いしたいと思い、この事業に取り掛かりました。

では、そのリーフレットのデザインの根底にある部分とは?
それは「私たち守り人にとって矢中の杜とはどういう存在なのか?空間なのか?魅力は?提供できる価値は何か?活動する上で大切なことは何か?」という部分です。
いわゆる活動理念や活動方針というものです。

なんだそんな当たり前のこと、と思われるかもしれません。
でも、実はこの当たり前のことって、意外と皆がわかっているようで、共有できていないものだったりします。

NPO創設時は、この部分をかなり掘り下げ、追求しました。
でないと、始められませんものね。

でも活動を続けていくにつれて、活動の幅も広がり、それに応じて活動に参加するメンバーの層も広がり、変化していきます。
年齢も、職業も、興味の対象も違うメンバーが一体となって活動していくには、自分たちは何のために、誰のために、どこに向かって活動しているのか、時折きちんと見つめ直すことがとても重要なのだと、感じています。

今回の新リーフレット製作の意義は、そういう点にもあるのです。

では、具体的にどのように製作を進めているのか?
それは、後編に続きます!

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