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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 10 – 任意団体時代の最初で最後のイベント –

こんにちは。井上です。

前回まで、邸宅が登録文化財に登録されるまでの過程をじっくり振り返りました。

多少は文化財に興味を持っていただけたでしょうか?

さて、今回からは、それと同時並行で進めていた、組織作りの方へ、話題を変えたいと思います。

いよいよNPO法人設立の話に入っていこうと思っていたのですが、その前に、任意団体時代に実施した最初で最後のイベントについて、書くことにします。

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“4人会”から始まった矢中の杜。

2009年の年明けから少しずつ邸宅の掃除を進め、4月から調査も開始して、活動にもエンジンがかかり始めまし[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 9 -邸宅が文化財になるまでの道のり 申請開始から登録決定の1年編-

こんにちは。井上です。

のんびり連載も9回目になりました。

今回は、前回の予告通り、文化財の申請手続きについてもう少し掘り下げたいと思います。

・「文化財」って?

知っているようで知らない文化財。

日本の文化財保護制度は、1950年に制定された「文化財保護法」という法律に基づいています。その中では、文化財は「有形文化財」,「無形文化財」,「民俗文化財」,「記念物」,「文化的景観」及び「伝統的建造物群」と定義され、分類されています。

単体としての邸宅を文化財にしたいと考える場合は、上の分類の中では、建造物が対象となる「有形文化財」になります。[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 8 -邸宅が文化財になるまでの道のり つくば市文化財室へ相談編-

こんにちは。井上です。

月1回更新しているこの連載。活動の記録を残すということを目的に投稿していますが、書き手としては正直なところ「読む人いるかな?」「需要あるのかな?」なんて思ったりもするのです。

そんな折、学生時代の友人が「古民家再生プロジェクトの参考にしたいから」との理由で矢中の杜のブログを読んでくれていることを知りました。

独り言をつぶやくような気持ちで書いていたところに、そんな反応が来たものですから、思いのほか嬉しく感じました。

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さて、前回から、邸宅が「国登録有形文化財」になるまでの道のりについて書いています。

今回は、[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 7 -邸宅が文化財になるまでの道のり 調査編-

こんにちは。井上です。

いよいよ本格的に掃除や調査を始めることになった2009年。

この年は、邸宅のハード面、つまり調査と整備(掃除・修繕)と管理運営体制(NPO法人化、外部団体との連携、活用案)について、同時並行で検討を重ねていました。

ゼロからの立ち上げですので、とにかくいろんな案が出てはまた変わる、ということを繰り返していて、この時期の記憶を整理するのに少し苦労しています。

今回は、その中でもハード面の動き、とくに邸宅の調査から文化財登録申請、そして邸宅が「国登録有形文化財」になるまでの過程を書いていきます。

早川さんが以前に書いたブログ投稿

矢中の[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 6 -バランスを考えながら、声をかけ、協力者を集める-

こんにちは、井上です。

前回は、オーナーに対して自分の姿勢を伝える努力をしたことについて書きました。

今回は、邸宅を動かし始めるにあたってどのような人にどのようなことを考えながら協力を求めていったかを振り返りたいと思います。

第一に、数十年もの間空き家となっていた邸宅ですから、掃除をしないことには何も始まりません。それには絶対的なマンパワーが必要です。

また、邸宅を文化財として残していくためには、建築学的な調査と、文化的価値の評価を行うことも必要です。これには専門家の力が必要です。

そして、邸宅の保存活用をすることは、邸宅単体だけでなく地域にとっても意義があり、賛[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 5 -一学生の営業努力-

こんにちは、井上です。

今回も、活動が本格的に始動する前の話を書きます。

いつになったら活動の話が出てくるのか…そう思われてしまうかもしれませんね。

この連載記事を書くにあたり、予め内容を決めているわけではなく、毎度今回は何について語ろうかと考えながら書き始めるのですが、活動を始めるまでの経緯を丁寧に綴ることを意識しています。

活動も10年以上続けていると、いろいろなインタビューを受けたり、学生の研究対象になったりすることもしばしばあります。

当時は学生だった自分が、今では大学生の卒論の事例研究の一部として語られていたりすることも。

そこでは、「文化財保護に[……]

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“矢中の杜”をはじめた守り人の話 4 -自分にしかない「専門分野」がほしい-

お久しぶりです。井上です。前回の第3話から、随分と間が空いてしまいました。すみません。

もう以前の連載の内容も忘れられているかもしれませんね。そんな方は、「“矢中の杜”をはじめた守り人の話」を再度読み返していただければと思います。私自身も読み返しました(笑)

“矢中の杜”をはじめた守り人の話 1 -新連載はじめます-

“矢中の杜”をはじめた守り人の話 2 -出逢いは一目惚れ-

“矢中の杜”をはじめた守り人の話 3 -“矢中御殿”の所有者が変わった!!!!!とざわつく-

前回まで、どうして矢中の杜の活動を始めたのか、という出発点のことを書いてきました。今回も、それ[……]

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守り人日記~3月27日~

小さい子どもがいること、隣県とはいえ県をまたいでの移動となるため、昨年からほぼ1年、矢中の杜に行けていなかったのですが、今日久しぶりに顔を出しました。

なぜなら、今日は大事な大事な「版築ワークショップ」の日だから。

ぽかぽか陽気の下、守り人たちが集い、せっせと作業に取り組んでいました。

素人とは思えぬその手つき。皆さんの勇姿をしかと目に焼き付けましたよ。

ワークショップの詳細は、別途報告があるそうですのでそちらに譲るとして…

型枠を外したら一体どんな塀が出現するのか。とっても楽しみです。

守り人 Iより[……]

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「御殿まるごとマーケット2020」開催のお知らせ

かつて“御殿”と呼ばれた昭和の邸宅と庭園が
2日間だけ、特別なマーケット会場に…。

国登録有形文化財でもある、この“御殿”を余すところなくまるごと使って、個性溢れる出店者が集う唯一無二のマーケットをお楽しみください!

【日時】
2020年3月28日(土)・3月29日(日) ※荒天中止
10:00~16:00(最終入場15:45)

【入場料】
200円(中学生以下無料)
※いただいた入場料は、矢中の杜の邸宅・庭園の修繕や整備に充当いたします

【出店者】
≪販売・ワークショップ≫ ※ワークショップの詳細は下記をご覧ください
・Tea to Te & aurinko(スリランカ雑貨と紅茶の茶[……]

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【1/24 つくばね学でお雛様飾り】

昨日は、つくばね学でお雛様を飾りました。
少し早いですが、毎年この時期に高校生の皆さんに飾ってもらっています。

矢中の杜にあるお雛様は7段ある立派なもので、高校生たちだけではとても実習時間内に飾りきらないので、この日は北条の“乙女たち”にいつも助っ人に来ていただきます。
なので、大変賑やか!

あーだこーだ言いながら、段を組み立て、飾りつけの見本写真を眺めながら、一つ一つ飾りつけていきました。

時間ピッタリに飾り終わり、最後に皆で記念撮影。

今年も3月まで、このお雛様が皆様をお迎えいたします。
ぜひ見に来てくださいね。[……]

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