Author Archives: soraneko

2016.06.02

矢中の杜へようこそ(その3)

石段を上って入る玄関が、なんとも不思議に思えるであろう。
傾斜地に建てられた屋敷故の光景であるのだが、すでに異世界のように見える。
幅の広い大谷石の石段自体、見所がいっぱいなのだがまあそれは後日としよう。
シンプルながら緻密な細工で造られた玄関の引き戸の中に入れば、そこに広がる華やかな空間に目を奪われる事となる。
その感動の眺めは、やはりお出でになって見て頂かなければ・・・。

手ぬぐい展 2016年 の開催は、もうすぐです。 ぜひお出で頂ければと思っております。 http://www.yanakanomori.org/?p=2121[……]

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2016.05.26

矢中の杜へようこそ(その2)

どうも唐突な記事で、驚かれたか。
ちょっとだけ、”旧矢中邸”のご紹介を・・・。
北条の商店街なはずれ、ちょっとした看板は出してはいるが、やはり目立たない場所である。
こんなところに何があるのかと、不思議に思う事は重々承知なのであるが致し方無い・・・。
だがとりあえず、入って来てみて欲しい。
そこに有るのは、思った以上に不思議な世界なのであるから!

手ぬぐい展 2016年 の開催は、もうすぐです。
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2016.05.20

矢中の杜へようこそ(その1)

発明家でもあり実業者でもあった『矢中龍次郎』氏が、還暦を過ぎてから故郷に建てた豪華で不思議な屋敷。
”矢中の杜”は通りからも見えないので、毎週土曜日の公開時にも通り過ぎてしまう方が多いのが残念である。
思い切って少し中まで入って頂ければ、そこには思いがけない世界があるのに。
まずは戦前に建てられた、豪華な屋敷をご覧になってみてはいかがであろうか。

 

手ぬぐい展 2016年 の開催は、もうすぐです。
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2016.05.16

第8期 「守り人」育成講座

心地の良い風が吹き抜ける中、先日の日曜日に第8期「守り人」育成講座の最初の講義がおこなわれました。
初日は2時間余りの座学で、ちょっと大変だったかもしれません。
でもまずは、この邸宅がどんなものなのかを知ってもらわなくてはなりません。
もちろん一度には全てを理解する事は出来ませんが、基本的な事だけでも。

次回には十分に時間を取って、実際に邸宅を見学して頂く予定です。
いえいえ何も心配する事はありません、数年ここに関わっていてもまだまだ新しい発見があるのですから。
どうぞ一緒に、この邸宅の魅力を探して行きましょう。
いろいろな分野で、ここはとても魅力的な場所ですよ!

手ぬ[……]

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2016.05.13

筑波大学の授業で

去る9日の事であるが、筑波大学のシステム情報系の講義の一環として、北条のふれあい館・宮清大蔵とともに、矢中の杜の見学があった。
『住まいと居住環境の計画』と言う講義であるが、見学を通して社会背景と住まいの居住環境を体感するものだとか。
まあ素人には、よくわからない内容ではあるが・・・。

あくまでも講義の一環としてなので、所要時間は約20分と短時間である。
通常は小一時間かけてガイドするのであるが、分割するとは言え数十名を案内するには時間が無さ過ぎる。
仕方が無いので説明概要は事前に送り予備知識として頂き、まさに概要を見て頂くだけとなってしまった。
果たして講義に、どの程度貢献出[……]

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2016.03.26

御殿まるごとマーケットが始まりました!

今年も『御殿まるごとマーケット』が始まりました。
ちょっと小寒い中にもかかわらず、開始時間の前からお待ち戴く状況です。
前回よりも更にパワーアップし、普段なかなか出会えないような素敵なお店が勢揃いしています。
昭和初期の贅を尽くした建物に、えり抜きの拘りのお店が出店してくれているこの週末は見逃せません。
僅か二日間の開催ですが、初日の今日もおお賑わいでした。
27日の日曜日も引き続き開催いたしますので、この機会にぜひお出で下さい。
普段の”矢中の杜”とは違う、華やかな雰囲気をお楽しみ戴ければと思います。
普段はご見学時に邸宅維持のための御協力金を頂いていますが、このイベントに限り[……]

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2015.12.24

今年も大掃除で締めくくり

今年の最終公開も終え、昨日は矢中の杜の大掃除を行いました。
普段の公開日にも掃除はしますが、広大なこの邸宅を小一時間掃除してもざっとに過ぎません。
でも大掃除ですから、普段手が届かないところとかも念入りに。
小寒い休日でしたが、みんな防寒着を着込んで意気込みも十分です。


ほぼ全開ですので、外気と全く一緒の気温ですが(笑)
みんな自分の家でもしないくらいに、念入りな作業・・・。
ここに集う人達は、やはり矢中の杜が好きなんでしょうね。
自分の家は掃除しなくても、矢中の杜は掃除しなきゃと思ってしまう。


そう話す方が、けっこう多いのは何故なのかと思ってしまいますが。[……]

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2015.11.11

西壁の補修が終了しました

震災に痛めつけられた屋敷の外壁で、最期になってしまった西壁の補修がやっと終りました。
千年は持つと豪語した矢中龍次郎氏の邸宅でしたが、100年足らずで千年に一度規模の震災に会うとは・・・。
でも今や、すっかり当時の姿を取り戻したようです。
もうこちらを見せても、恥ずかしくなくなったかな。
あまり人目に付かない部分なので、最期になって仕舞いましたが。
それでも壁は、建築物を保持する為にも重要な部分です。
放っておけば建物の崩壊にもつながりかねない、重大な損傷でした。
NPOでは対応できないような工事でしたが、いろいろな援助で何とか行うことが出来ました。

茨城県及びつくば市の平[……]

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2015.11.10

IBARAKI DESIGN SELECTION 2015

茨城県の地域イメージを高め、産業振興につなげて行く取り組みの、いばらきデザインセレクションに、ソーシャルデザイン部門で応募してみた。
100件余りの応募の中、残念ながら『選定』には至らなかったが、4件の奨励の中に選ばれた。
昭和初期の建造物の維持保存、そして多少ながらもその活用などが評価されたのではないかと思う。
他の受賞者と比べてみても、取り組み自体は遜色は無いと感じる。
今回はアピールの仕方が広過ぎて損をした感もあったので、来年はもっと具体的にアピールしよう![……]

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2015.10.13

たてもの文様帳ワークショップは盛況のうちに終了しました

体育の日の12日に貸し切りで行われたイベントの、たてもの文様帳 ワークショップ 〜矢中の杜の巻〜 が、無事終了しました。
丸一日かけてのコアなワークショップにも関わらず、キャンセル待ちが出る程の人気にビックリです!
今回は2回目なので、予約制の貸し切り企画としました。

まずは二手に分かれて、屋敷の見学を行いました。
そして講師の下中先生のお話のあと、午前中は簡単な模様でのウォーミングアップが始まりました。
賑やかに和やかにまだまだこの時点では、穏やかに和やかな雰囲気です。
まだ基本の切り抜くとどうなるかと言う実感の体験ですね。
そして昼食の時間です。
普段は予約でしか食べら[……]

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