11月17日、久し振りのつくばね学の日でしたが、雨模様になってしまいました。
そこで、まだ終わっていなかった別館迎賓棟のガイド説明とぬか雑巾がけを行いました。
邸宅を見てもらうにあたって、プリントの読み合わせから。
「和のしつらえ」を解説するプリントで、鴨居や床の間、付書院など絵入りの解説が載ったプリントで、今では身近ではなくなってきた、和室のしつらえの名称を知ってもらいました。
別館迎賓棟には施主矢中龍次郎さんの肖像写真がありますが、「吉田茂」に似ていると言ってもあまり反応はなく、なるほどそうかなという感じです。
別館の格調高いしつらえをどのように感じてくれたのか、どの位の理解ができたか、不安はありますが、熱心に聞いてくれる姿勢に好感触です。
続いて本館居住棟に戻ってぬか雑巾掛け。
長押などの高いところも磨いてもらい、腕が痛くなったよう。それほど熱心にやってくれました。
最後の写真はぬか雑巾の使用前、使用後です。
やった結果がはっきりわかるので、やりがいを感じている様子。
実習の最後に毎回記入する感想文には、「もっと時間が欲しかった」とか
「甘く掃除してしまったので、次は早くきれいにする」などの
書き込みがあって、頼もしい限りです。