2026.01.30

1月24日(土)2025年度トラスト・エール交流会に参加しました

1月24日(土)2025年度トラスト・エール交流会に参加してまいりました。

「語ろう!地域遺産から始まるまちづくり」と題された会、
基調講演を皮切りに、事業説明の後、トラスト・エール2025年度実施4団体による活動報告があり、”矢中の杜”の守り人からも報告を行いました。

現在取り組んでいる事業『「文化と防災」でつながる地域遺産保全体制の構築』は今年度から始まった3年間の事業です。
初年度の活動報告をしたわけですが、「聞き手はみんな仲間ですから、緊張せず率直に」とアドバイスされていましたので、緊張せずは難しいものの、率直に、を心がけて報告をいたしました。

これまでの保存活用活動との併走、「文化と防災」は必要なことはわかるけれど、どういったプロセスがいいのか、どういった結果を目指すのか、私たちの役割は具体的にどんなものなのか、など、なかなか明確にすることができず、難しさを痛感した一年で、できたことの他に、できなかったこと、大変だったこと、きついと感じている点など、率直に。
私たちの活動への想いが、どこまで伝えられたかはこれまた自信がありませんが、今できるご報告をいたしました。

他の3団体も個性的で、
これまで価値が調査されていなかった地域遺産を保全活用する、
地域を巻き込むための方策を模索する、
まちに今あるものを活用して活性化を図る、
という活動が報告されました。
課題もご苦労も多く伺いましたが、
それぞれに、取り組む人たちが織りなす色調も多彩で、魅力的でした。

交流会では、発表者の他に、会の参加者、ナショナルトラストの関係者、審査やアドバイザリーボードで関わってくれている皆さんと直接話ができて、有意義でした。
特に、「数値的な達成があっても、それが本来の目的に貢献するかはまだわからない」、というお話を伺って、なるほどその通りで、目的・目標をしっかり持ちプロセスを重ねることが、いつだって重要なのだと再認識をいたしました。

ご参加いただいた皆様、ナショナルトラストの皆様、ありがとうございます。
会場の「けやきの森の季楽堂」も素晴らしく、マネしたいところがたくさん。

当日、矢中の杜ではいつもと違った邸宅公開が行われておりました。守り人スタッフに対応してもらい、交流会には事務局のみの参加となりました。忙しく、いつもと違った対応も必要な日でしたが、任せとけ、と対応いただいたおかげで、安心して参加ができました。お疲れ様でした。

文化と防災をつなぐ試みを、これからも、慎重に進め、続けていきたいと思います。

矢中の杜の別館迎賓棟食堂には国立公園12箇所が描かれた水墨画があります。今回発表の他団体の近くの風景(大雪山、伯耆大山、瀬戸内海)が描かれていることに途中で気づいて、面白い縁だなとニヤついてしまいました。

事務局 中村泰子

*写真は会場となった「けやきの森の季楽堂」です。

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