矢中の杜活動史 第17回—NPO設立総会

こんにちは。
矢中の杜活動史、第15回目です。
今日は早川さんのNPOの名付けの話題に関連して、NPO設立総会のことを書きたいと思います。掃除の話題からちょっと飛ぶようですが、ちょうど地下室掃除のちょっと後なので、時系列では順番通りなのです。

設立総会といきなり書きましたが、掃除をしながら、この邸宅を掃除しながら、この邸宅をどのようにして保存活用していくか、どのような形態で運営していくかということは議論していたのですが、NPOを設立する方向で話を進め、掃除も一段落したところで準備に動いていました。

NPO設立総会の開催は2009年12月26日のこと。参画した創立会員が集まり、一同に介します。場所は旧矢中邸別館1階の食堂。広くて机と椅子が人数分あって会議向きということで選んだ気がします。今はできるだけ触らないようにしている調度類ですが…

冬場に見学されるとわかりますが、冬の別館の1階は格別に冷え込みます。冷気を壁が溜め込んでいるんじゃないかと思うくらいの底冷えで、邸宅内でも一番寒い部屋なので、ストーブをガンガン炊き、上着を着込んでの会議となりました。

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NPO設立に必要な書類は、定款、事業計画などNPO法(正式には特定非営利活動促進法)という法律で決まっているので、これらは議事次第に従いどんどん進みます。事業計画など意見のやり取りをし、また管理人として早川さんが邸宅に住み、日常的な手入れをしていくことが決まります。僕はこの提案に正直かなり驚いたのですが、下話があったのでしょうか、あっさり決まってさらに驚きました(笑) 邸宅には結局2年近く住んでいましたが、昭和の屋敷ならではのエピソードなど聞いてみたいですね。

議題で一番盛り上がったのは、NPOの名前でした。
まず筆頭に挙がるのは場所の名前でもあった「矢中の杜」でしたが、「何をする団体かが分かりにくい」という声が多く、色々とアイディアが出ては消えていきます。

「“矢中の杜”の守り人」で引っかかっていたのは、早川さんも書いていた響きの問題。
やなかのもり の もりびと
やなか のもり のもり びと
と、「のもり」が連続するのです。
他に「まもりびと」と読み間違われる、などの意見もありました。

僕の記憶ではまず「矢中の杜の守り人たち」が出ました。「たち」を抜いてみたらどうだ、ということで「矢中の杜の守り人」が候補に入ります。

最終的にこの日は決まらず持ち越しとなり、候補を絞り込んで、後日の会議で引き続き悩みます。

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う〜〜〜ん

書いてみて、字面のイメージも確認します。「たち」はあったほうが良いか、送り仮名を変えてみたり。ダブルクォーテーション(“ ”)は要るかどうか。
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マックの袋とかコーヒーを置いてますね…。家具も保存対象と決め、その後の会議は本館でやっています。

最終的に選んだのが今の名前の「“矢中の杜”の守り人」。「守り人」に込めた意味は早川さんの記事のとおりですが、“矢中の杜“のダブルクォーテーション(“ ”)にも意味があって、初めて見た方にもどんな団体かが伝わるように、ひと区切りの固有名詞であることを表しています。「矢中の杜」がなんだかわからなくても、その「守り人」という団体で、何か大切なものを守っているのだと伝わるようにつけています。

そうして、設立総会でNPO設立の総意が確認され、立上げに向けて進んで行きます。


次回の邸宅公開は明日17日(土)です。
年内は最後の邸宅公開です。年の瀬の忙しい時期ですが、昭和の邸宅で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。

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