先の新聞記事に続き、「つくばね学」の活動報告です。
7月に3年生が1年間のつくばね学実習を終え、9月からは新たに2年生4名が実習に来てくれています。
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9月15日、22日、29日と、3週連続の実習となりました。
第1回はお互いの自己紹介、そして矢中の杜の邸宅見学から。最後に、翌日の邸宅公開のために別館のお掃除をしました。
第2回は庭園掃除を。
そして第3回となる今日は、「邸宅の衣替え」ともいえる網戸と障子戸の入れ替え、掛け軸の展示替えを行いました。
まず夏の間大活躍だった網戸を外して掃除し、納戸にしまいます。
替わりに、障子戸を出して、窓に嵌めます。
当初の予定では、この作業ができればOKと思っていたのですが、
そこに一声。
「せっかくの機会だから、外側のガラス戸も綺麗に掃除しようよ!」
と、北条街づくり振興会の会長と、ご近所さんの宮本家住宅のご主人。
実は、つくばね学の際には、地元北条の方々も顔を出して、サポートしてくださっているのです。
とてもありがたいことですし、高校生にとってもいろいろな世代の方と交流するいい機会になっているのでは、と嬉しく思います。
会長と、宮本さんに協力してもらいながら、ガラス戸までピカピカになりました!
戸の入れ替えが終わると、今日のもう一つの目標、「掛け軸の展示替え」に取り掛かります。
展示している掛け軸を恐る恐る下に降ろし、丁寧に巻いて、箱にしまいます。
横から、会長の厳しい(?)指導も入ったり、宮本さんの茶々が入ったり…高校生たちは大変です(笑)
そして新たに掛ける軸を、こちらも恐る恐る持ち上げ、固定し、ふぅと一息。
その一つ一つの動作を、交代で体験してもらいました。
皆、初めての経験とのこと。よい経験ができたかな?
最後に少し時間が取れたので、矢中の杜を少し離れて、宮本家住宅の見学もさせていただきました。
今日の活動報告書は、宮本家の一角で。
なんといい雰囲気でしょう。
高校生の皆さん、今日も本当にお疲れ様でした!