2018.06.05

守り人、庭園について考える

少し前の話になりますが、527日は年に一度のNPO総会の日でした。
そして、総会終了後、集まった会員で今後の矢中の杜の庭園について考えるプランニングワークショップを行いました。

矢中の杜にお越しになるとわかるのですが、矢中の杜は邸宅だけでなく庭園も大変広く、立派です。
邸宅同様、施主の想いやこだわりが込められた庭園で、建設同時はそれはそれは素晴らし日本庭園だったそう。
しかし、長年空き家となって放置されていた時期があったために、庭園もすっかり荒れて、往時の姿は消え失せていました。

 矢中の杜の活動が始まってから、守り人たちの手で地道に整備を進め、空き家の時から比べると随分と手が行き届き、心地の良い庭園になってきました。
でも、邸宅と並ぶ庭園になるには、まだまだ道半ば。
この庭園をこれからどうしていこう、どのような庭園にすると一層魅力的だろう…それをみんなで考えるのが、今回のワークショップの目的です。

昨年のリーフレット同様、ワークショップのファシリテーターは筑波大学の原忠信先生にお願いし、とっても濃厚な時間となりました。

 

はじめはなかなか考えがまとまらなかった守り人たちも、お互いに話し合う中で、それぞれの思う庭園像や夢が膨らんで、いよいよ止まらない!
はじめは突拍子もないように思われたアイデアも、気がつくと少しずつまとまっていき、「守り人らしい」庭園イメージが浮かび上がりました。

 

さて、これを具体的にどう今後の庭園整備につなげていくか。
その計画をするのが、今年度の目標の一つです。

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