2019.05.07

4/28「遠山記念館重文指定記念シンポジウム」に参加してきました

長い長い連休もついに終わり、今日から日常に戻った方も多いかと思います。

皆様、充実した連休を過ごすことができましたか?

さて、少し時間が遡り、今日は4月28日の報告です。

いつも矢中の杜で活動している守り人たち。この日は、矢中の杜を離れて、埼玉県は川越に遠征してきました!

目的は、川越駅近くのウエスタ川越ホールにて開催される「遠山記念館重文指定記念シンポジウム」へ参加するためです。

皆さんは「遠山記念館」をご存知でしょうか。

埼玉県比企郡川島町に、日興證券の創立者・遠山元一(1890-1972)が昭和8年から2年7ヶ月の歳月を費やして完成させた大邸宅です。
矢中の杜と同じく近代和風住宅で、建築年代も昭和初期、現在は一般公開されている、という共通点の多い邸宅です。さらに、実はなんと矢中の杜の本館居間の襖絵と同じ柄の襖絵が遠山記念館にもあるという、只ならぬ縁を感じる邸宅なのです。

以前は国登録有形文化財だったのですが、昨年に国の重要文化財に指定されました。今回参加したのは、その重文指定を記念したシンポジウムです。
矢中の杜も現在は国登録有形文化財ですが、重文指定の可能性を秘めているということで、そういう点でも興味があり、守り人数名で参加しました。

シンポジウムは午後からだったのですが、せっかくの機会なので、午前中から川越観光を楽しみました!

喜多院からはじまり、大正浪漫通りを取って、蔵の一番街へ。


GWでお天気も最高ということもあって、大変な賑わいでした。

美味しいもの、魅力的なものばかりで、始終目移りしながら、2時間ほどの観光を楽しみました。

お団子…食べないわけにはいきません。黄金みそつき。美味!
レモネードで喉を潤し…
お昼はなぜか沖縄料理屋さんに行き着きました(笑)

午後のシンポジウムは、満員御礼の盛況ぶり。

遠山記念館の歴史や建築的な特徴、価値、魅力などについての講演を聞きました。

うーむ。これはぜひじっくり見学したい!!そう思わずにいられない建築です。

今回のシンポジウムは、実際に遠山記念館を維持管理されている方のお話はあまりなかったのが少し残念でしたが、シンポジウム終了後に館長にご挨拶に伺い、ぜひ改めて守り人たちで見学に伺いたいと、お伝えしました。

遠山記念館見学が叶ったら、また報告いたします!

それにしても、こうやってたまに他の地域や建物に赴くというのも、新たな刺激があっていいものだなぁ、と感じました。

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