2011.04.05

震災の記録?邸宅の外壁

すっかりご無沙汰してしまいました。
minaです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
少しずつ日常が戻ってきてはいますが、まだまだ落ち着きませんね。
”当たり前の生活”がいかに尊いことか、改めて実感します。
さて、前の記事で少しお知らせしましたが、矢中の杜も被災してしまいました。
幸い、倒壊などの大事には至らずに済んだのですが、所々不安な箇所がありますので、当面の間一般公開を控えています。
ただ、その間にもいろいろな方々から心配の声を多数いただきました。
たしかに今回の被災状況も大切な邸宅の記録ですので、一般公開はできないまでも、
報告することは重要と考え、当ブログで状況を報告することとしました。
簡単ではありますが、写真を交えて少しずつ報告していきます。
まずは、邸宅の外壁部分について。
【本館表玄関の窓】

本館の表玄関の南面にある窓の外観です。
その左側の縦の桟部分がすっぽりと落ちてしまいました。
【崩落した桟部分の外壁】

【本館書斎東側の外壁】

本館の書斎兼応接間の部屋の東側には腰高の窓があります。
写真はその外壁なのですが、クラックが入り、場所によっては剥落しています。
【本館座敷東側の外壁】

書斎の隣にある座敷の外壁(戸袋)部分です。
同様に、クラックが入り、部分的に少し浮き上がっているのがわかります。
【本館西面の外壁】

本館西面の外壁です。
写真は内玄関の上辺りになります。
元々、クラックが入って補修がされていた部分ですが、今回の地震で一部が剥落しています。
【別館の瓦】

別館の屋根です。
瓦の一部が崩落しました。
地域の中でも、今回の震災で「瓦の落下」が顕著にみられましたが、旧矢中邸も例外ではありませんでした。
ただ、幸いに崩落は一部で済みました。
【落下した瓦】

落下した瓦は、ボランティアの方々が片付けてくださいました。
ひとまず、外壁に関して大まかな報告です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です