2023.12.15

「つくばね学発表会」に参加しました!

12月9日(土)は「つくばね学発表会」に参加しました。
つくばね学は筑波高校2年生から3年生の間の2年間のカリキュラムで、2年生の後期から3年生の前期までは地域のさまざまなところで実習が行われます。
矢中の杜にも来てくれていて、今回の発表は2022年9月から2023年7月まで、実習をした3年生の生徒たちによるもの。実習終了後、座学を経て、それぞれの実習経験をまとめて発表してくれました。

邸宅公開日でもあったので少し遅れての参加となりましたが、会場は体育館。
全校生徒と先生方、来賓や実習先の皆さんを前に、壇上での発表が繰り広げられます。
これまで感染症の影響で、各教室をつなぐリモート発表だったのが、一堂に集まれるようになり、緊張もひとしお、熱気もひとしおでした。

各実習先ごとに実習の様子や成果を発表、教えてもらったこと、気づいたこと、発展させて調査したことなどを、工夫して発表してくれました。
今回の発表は生徒たちが作った動画も使われていて、撮影や編集にも工夫があふれていました。

矢中の杜チームは4名で発表してくれました。
ちょうど重要文化財に指定されることが発表された時に来てくれていた生徒たち。貴重な建物を丁寧に扱うと言ってくれたのは大変嬉しいことでした。
敷松葉や建具の交換など地味な作業が多い矢中の杜ですが、道具の手入れやぬか雑巾を使っての掃除は手応えがあったようです。夏の暑さは対策が少なく、大変な思いをさせてしまい、反省です。

PRのために紹介動画も作ってくれました。
桜の一枚板のカウンターや陸屋根など、見どころをを説明して、全体の様子がわかるようにまとめた動画も作ってくれてびっくりしていたら、最後には邸宅公開の情報もバッチリ宣伝してくれました。ありがとうございます!
(実はその日、公開につくばね学をみてきました、という方も見学に来てくれて、早速効果が出ていました)

実際に担当してくれている守り人2名へのお礼のメッセージもとても嬉しいものでした。
(今回都合により2人とも参加できず、代理で事務局が参加しました。発表内容とメッセージはおふたりに伝えましたからご安心を。)
本当にありがとうございます。春の卒業後もまた矢中の杜に来て、きちんと保存活用しているか確認してくださいね。

つくばね学発表会は司会進行も生徒が担当、ちょっとハラハラしながら見守っていた実習先の皆さんと、発表をおえた生徒たちが、楽しそうに会話する様子もたいへんほほえましく、会場全体が一体になるような大変いい会でした。資料も壁新聞の形式にもなっていて、レイアウトやフォントにも工夫が見えて、見応えがありました。
筑波高校の皆様、ありがとうございます。

今回生徒たちが作ってくれた「矢中の杜紹介動画」は、準備をしてこちらで紹介できるといいなと思っています。
少しお時間をいただきますが、その際はぜひご覧ください。

事務局 中村

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