2012.09.16

人の縁に恵まれて

こんばんは。
minaです。
今日(※)は公開日でした。(※書いている途中で日付が変わってしまいました。15日のことです)
相変わらずギラギラとした日差しで暑い日ではありました。
でもね、蝉の声がしなかったんですよねー。
やっぱり夏も終わりなのかねー、なんてスタッフでもおしゃべりしてました。
今日は、見学者数は決して多くはなかったのですが、数組の見学者の方々のおかげで、なんとも濃厚な日となりました。
矢中の杜は、それはもう大小様々なピンチが訪れるので、いつも何かしら頭を悩まされてます(苦笑)
邸宅の修繕や整備にいたっては、怪我したところをなんとか治してやっと元気に走れるようになったら、また別の怪我をして治療に逆戻り…の繰り返しのよう。
それで下を向く気はありませんが、正直へこむこともあるんですよ、やっぱり。
でも、矢中の杜は不思議なところで、そのピンチに合わせて、なんだかんだヘルプの手が差し伸べられるんですよねー。
今日はそのオンパレードのような日でした。

朝にまず電話が一報。
以前にお世話になったことがある方からなのですが、「矢中の杜の空き地スペースの彩りの一助として、お花の球根を差し上げたい」と。
たしかに表の空き地スペースはどうも殺風景なので、私たちもお花を植えたりというのはやってきたのですが、矢中の杜は敷地も広く、邸宅とその周辺の庭園の維持管理だけでも手一杯で、なかなか隅々まで手入れをする余裕がないのが現状です。
そのため、これまでに枯らしてしまったお花もあるので、「すごく嬉しいのですが、せっかくいただいてもし枯らしてしまったら、かえって申し訳ない、合わせる顔がない」と正直に伝えたところ、「それでは、維持管理の負担にならない方法をこちらで考えてみます、もし必要であれば維持管理を手伝うボランティアも集めてみます」と即時に答えが返ってきました。
もう「ありがとうございます!」の一言に尽きます。

続いて、今日の邸宅公開で見学に来られた方。
元々面識のある方だったのですが、今日は奥様もご一緒とのことで。
一通り邸宅内をご案内しつつ、いろんなお話をしました。
その中で、竜巻で損壊した建具の修繕の話もしました。
このブログでも報告した通り、先日古いガラスをいただくことができましたし、その前には材木を寄贈してくださった方もいます。
あとはそれを使って直せる職人さんがいれば、建具の修繕が進められるのですが、それがなかなか難しくて…。
地元の職人さんはやはりお仕事が詰まっていて、なかなかすぐに取り掛かれるという方がいないんです。
そんな話をしたところ、知り合いにそういう話に理解のある大工さんがいるので声をかけてみる、とその場で電話してくださいました。
するとなんと、先方の大工さんからは「じゃあ今から見に行くよ」とのお返事が。
その大工さん、茨城県北の大子にいらっしゃったのですが、本当に今日来てくださいました。
一通り説明した後、「こりゃ、たしかに仕事にはなんねえよ(まともに仕事としてやったら利益出ねえよ、ということです)、だから利益のこと考えないで遊びでやってやれんか仲間と話してみるよ。すぐにとはいかないかもしれないけど」と笑いながら言われました。
まずそのフットワークの軽さに驚き、そしてその言葉にこれまた嬉しくもなり…。

そして、さらにさらに。
もう一組の見学者の方とも。
その方は、自身の人脈の中でいろいろな技術や能力を持っている人たちがたくさんいるので、その人たちが各々の能力を表現できる仕組みを考えているところで、今その拠点となる場所を探しているとのこと。
そんな時に、雑誌で矢中の杜のことを知って、見学に来られたそうです。
なんと。
私たちは、矢中の杜という空間を持っている側として、この空間を一緒に活用してくれる仲間を増やしたいと常々思っているので、やりようによってはお互いにとってすごくよいマッチングになるかもしれない、とワクワクしました。
(詳しいことは報告できる機会が来たらその時に…)
その方とは、これからどういう形での連携がよいか、ひとまず相談していくことになりました。

そんなこんなで、暑さで緩み気味だった頭も、おかげさまで夕方にはシャキーン!です。
ここで活動していると、本当にいろんな巡り合わせを楽しめます。
それが面白い。
少し話が逸れますが、NPOを立ち上げる前に当時の指導教員にそのことについて相談したことがあります。
その際に、「(NPOを立ち上げるのは)自分の子どもを生むようなもの」と言われました。
生んだら、簡単には放棄できないぞ、ちゃんと面倒見て育てていかないといけないんだぞ、と。
先日、それをふと思い出しました。
そっかー。
今私は子育て中なのかー。
そりゃ、簡単じゃないよなー。
…なんて思ったりもしましたが、おかげさまでこれだけ人の縁に恵まれて、自分の糧になる経験も積ませてもらってるんで、ちょっとやそっとのことじゃやめられないですね(笑)
ピンチとヘルプと双方豊かなツンデレ矢中の杜ですが、みなさんにかまってもらって、ここがどんな風に育つのか、これからも楽しみたいと思います。

一緒に活動しているTさんが植えてくれた紫陽花。
枯れてしまってもうダメかとほとんど諦めていたのですが、先日新芽が出てきました。びっくり。

こちらも一緒に活動しているSさんからいただいた玉竜。
暑さにも負けず、しっかり根付いているようです。

こちらはお隣さんがくださった蝋梅の苗。
これも元気に伸びてます。

この苗たちも、大きく育つまでは見守らないとですね。
みなさーん、これからも一緒に水まき、お願いしまーす。

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