東京より、昭和初期のガラスを寄贈していただきました

こんばんは。
minaです。
また一段と黒くなってしまいました…。
9月に入ってからの日焼け。
なんでかって?
理由はこの後説明します。
今日は久しぶりに矢中の杜の竜巻復興に関する報告です。
なんと昨日、東京から、昭和初期の建物に使われていたガラスを寄贈していただいたのです!
まずはその経緯から簡単にご説明しますね。
みなさんは、東京の千駄木にある「旧安田楠雄邸」をご存知でしょうか。
日本ナショナルトラストの保護資産にもなっている、大正建築の近代和風住宅です。
↓こちら
http://www.national-trust.or.jp/properties/y-tei/y-tei.html#komaike2
この旧安田邸の保存活用に尽力されている「たてもの応援団」の方々とは、以前より交流がありました。
「たてもの応援団」は当NPOの何倍も歴史があり、その活動は私たちにとっても大変良い刺激となり、いろいろと学ばせ頂いています。
私たちも旧安田邸に何度か伺ってお話を聞いたことがありますが、反対に「たてもの応援団」のみなさんが矢中の杜に見学に来てくださったこともあります。
5月の竜巻被災の後も、すぐに心配のメールをくださり、何かできることがあれば連絡してくださいと、声かかけていただきました。
そのお言葉に甘えて、竜巻で破損してしまったガラス窓について相談に乗っていただいていました。
何十枚も割れてしまったガラスをすべて古いガラスで修復するのは難しいかと思っていたのですが、少しでも同時期のガラスで修復したいと考えていたので、なんとかガラスが手に入らないかと…。
こちらの無茶なお願いにもかかわらず、「たてもの応援団」の方々は、遠方にもかかわらず矢中の杜まで来て被災状況を確認し、どんなガラスが何枚必要かをリストアップし、ここ数カ月の間、それに合うガラスの調達にご尽力くださいました。
そして、東京で解体される昭和初期の建物からガラスを確保し、昨日、矢中の杜まで運搬してくださったんです。
また、運搬のみならず、ガラスの洗浄、さらには屋根瓦の応急的な修復までしていただきました。
なんというか…。
みなさんのご好意に、心から感謝です。
もう感謝しきりです。
私たちはお言葉に甘えるばかりで今は何もお返しできませんが、このガラスを活用して少しでも早く矢中の杜を復興すること、それが今私たちができることですね。
矢中の杜を応援してくださっている多くの方に、これからも前向きなニュースが届けられるよう、活動に励みます!
それでは、昨日の様子を写真で報告します。
まずは丁寧に梱包をほどきます。

梱包していた段ボールにはこんなメッセージも。
このさりげなさが嬉しかったです。

木枠からガラスを取り外します。
みなさんの手際の良さには脱帽でした。

ガラスの洗浄までしてくださいました。

数多くあるガラスを洗うのは大変な作業だったと思います。
暑い中、本当にありがとうございました。

一方、昨日来てくださった方の中には宮大工さんもいて、邸宅の修繕で短時間でできることがあればやるよ、と言ってくださったので、ぐるっと見て回った結果、屋根瓦の修繕を行うことになりました。
屋根は大震災と竜巻とで、いろいろなところに傷みが来ているのですが、とくに竜巻では飛来物が弾丸のように直撃したところが見事に陥没しています。
大きく陥没したところにはブルーシートをかけていますが、ところどころ陥没している部分はほとんど手当てできないままでした。
そういう部分の、瓦の差し替え作業に力を貸していただきました。
もちろん、安全には十分配慮しつつ。
応急的な処置ではありますが、これで雨漏りの心配も軽減できますし、何より邸宅の傷が少しでも癒える気がして、嬉しかったです。
こんな感じで至る所で陥没しています。

瓦の差し替え後。

別の部分。差し替え前。

差し替え後。

その日は、真夏のような日差しの上、屋根の上なので当然ながら日陰もなく…。
さらに旧矢中邸本館の屋根は陸屋根になっていて、陸部分に敷いてあるシルバーのアスファルトルーフィングが見事に日差しを照り返すので、帽子をかぶっていても日焼けしてしまいます。
大工さんも真っ赤っかになりながら、作業に当たっていました。
もちろん私も…。
二人して汗ダラダラの、ヒリヒリな感じでしたが、何とか本館西側の陥没部分の差し替えを終えることができました。

改めて、「たてもの応援団」の方々に感謝です。
暑い中、本当にありがとうございました!
ブログを見てくださっているみなさんも、ぜひ「旧安田邸」に見学に行ってみてください。
応援団の士気の高い活動に、感動しますよー!!

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