立夏も過ぎて緑がまぶしくなりました。
矢中の杜では5月1日、2日に庭木の剪定を行いました。この作業は、3月31日、4月1日に開催した「御殿まるごとマーケット2018」の入場料を使わせていただきました。
矢中の杜の庭園には、建設当時からある庭木と、実生で発生した樹木とが共存しています。どちらも今の矢中の杜には欠かせない庭園の一部です。のびのびと成長してくれているのはありがたいことですが、伸びた枝が邸宅の屋根に接し、葉が雨樋を塞ぐなど、このまま放置すると建物に影響が出るまでになっていました。と言って、ボランティアの手では担いきれない作業です。そこで、「御殿まるごとマーケット2018」で、皆様からいただいた入場料を使って、すっきりと安全に、これからが楽しみになるような剪定作業をお願いしました。
施工は矢中の杜の(特に庭園の)守り人である東造園さんです。
2日間にわたる作業の結果、剪定後の邸宅公開日には、廊下には今までになく日が差し、自慢の矢中式陸屋根もよく見えるようになって、以前を知っている方たちにも嬉しい驚きとなりました。本館の屋根もすっきりと現れました。
本館の座敷から見える中庭も予定以上に綺麗にしていただいて、清潔な風情の庭となりました。
このほか、実生などで予想外に育った樹木も小ぶりに剪定して、前庭も明るくなりました。
剪定後も、元気に成長(元気すぎないことを祈りつつ)し続けることでしょう。
ぜひ実際にご覧になってみてくださいね。
皆様には「御殿まるごとマーケット2018」では入場料という形でご協力いただき、誠にありがとうございます。今回の剪定工事は、皆様のご協力なしではかないませんでした。
守り人一同、心より感謝申し上げます。
今後とも矢中の杜を応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
”矢中の杜”の守り人事務局
百年名家見ました。以前に新聞か何かで見てとても気になっていたので今日詳しく見られてよかったです。古い建物が大好きなのでぜひ見に行きたいと思います。皆様の熱意に感心いたしました。私の住まいも叔母から相続した築60年の家と庭です。毎年のように補修費ばかりかかって大変ですが、とても美しいので大好きです。木でできた日本の古い家は本当に素敵です。ずっと続けていっていってください。応援しております。
百年名家、ご覧いただきありがとうございます。また、応援のメッセージもいただき、心強い思いです。 毎週土曜日に邸宅公開を行っております。どうぞおいでください。放送では紹介しきれなかった部分も、ぜひご覧になってください。 矢中龍次郎氏の思いのこもった邸宅です。爽やかな風が吹き抜けていく様子を体感いただけると思います。