Author Archives: nakamura

2023.11.30

【守り人育成講座を開催しました】

11月19日(日)、「守り人育成講座」が開催されました。
重要文化財になったことを機に、色々な変化があり、目まぐるしい状況でいます。
課題も多くある今、もう一度初歩から、改めて文化財の保存活用について学ぶ講座です。

今回の講師は小林直弘さん。
なぜ残すのか、なぜ伝えるのか、何を伝えるのか、という問いから、保存活用について考えていく講座になりました。参加した守り人は14名。スクリーンに資料を映して、講義をしていただきました。

小林さんは矢中の杜の当初の守り人のおひとりで、最初の建築物調査をしてくださいました。文化財保存学(建造物)・日本建築史を専門に研究されていて、東京藝術大学大学院の学術[……]

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2023.11.23

【つくばね学 : 雨の日はぬか雑巾】

11月17日、久し振りのつくばね学の日でしたが、雨模様になってしまいました。
そこで、まだ終わっていなかった別館迎賓棟のガイド説明とぬか雑巾がけを行いました。

邸宅を見てもらうにあたって、プリントの読み合わせから。

「和のしつらえ」を解説するプリントで、鴨居や床の間、付書院など絵入りの解説が載ったプリントで、今では身近ではなくなってきた、和室のしつらえの名称を知ってもらいました。

別館迎賓棟には施主矢中龍次郎さんの肖像写真がありますが、「吉田茂」に似ていると言ってもあまり反応はなく、なるほどそうかなという感じです。

別館の格調高いしつらえをどのように感じてくれたの[……]

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2023.11.16

「龍ケ崎まちづくり講座」に参加しました

11月12日(日)、龍ケ崎市市民活動センター及び比較住宅都市研究会主催による、「龍ケ崎まちづくり講座」にお招きいただき、”矢中の杜”の守り人の活動の紹介、報告をさせていただきました。

講座タイトルは「旧矢中家住宅(矢中の杜)の保存活用―“矢中の杜”の守り人の活動紹介ー」

これまでの保存活用活動を振り返り、できるだけ具体的にご紹介しました。

40分の講演ののち質疑応答が70分。

「古民家の保存活用の生きたヒントを学ぶ」ことが目的の講座と伺っていましたので、、改めてこれまでの活動を振り返り、できるだけ具体的な運営や活動内容を広範にご報告し、質疑応答で詳しいことをお答えす[……]

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2023.11.13

守り人日記 〜11月11日〜

一気に季節が進みました。そんな中、2回のガイドツアーはどちらも盛況でしたし、ガイドツアー以外でも見学を楽しんでいただいた1日でした。皆様ありがとうございます。
ガイドたちも思う存分ご説明できたようで、満足げでした。

一気に寒くなったので、急遽コタツを出してスイッチを入れました。
ぬくぬくで出たくなくなる気持ちの良さ。コタツの季節がやってまいりました。[……]

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2023.11.12

【12月3日 暮らしに花を フラワーアレンジメントレッスン】のお知らせ

矢中の杜でフラワーアレンジメントレッスンはいかがですか?
『暮らしに花を フラワーアレンジメントレッスン』はフラワーアレンジメント・プロディースEmiの定期レッスンです。季節の暮らしに寄り添うアレンジメントレッスンで、初心者でも大丈夫。お好きな時だけの参加も大歓迎です。お花でリフレッシュしましょう。

12月3日(日)は「クリスマス」と「お正月」
どちらかお好きなテーマを選んでいただき、アレンジメントを作ります!

詳しくは下の問い合わせ先にご連絡ください。

《暮らしに花を フラワーアレンジメントレッスン》
日時:12月3日(日)13:00〜15:00
場所:矢中の杜
費用:¥3,000〜¥3[……]

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2023.11.10

【12月の邸宅公開のお知らせ】

矢中の杜では邸宅公開を行っています。
邸宅公開は毎土曜日
邸宅維持修繕協力金として、お一人様500円(中学生以下無料)を頂戴しています。

*邸宅保護のため、邸内のご見学には靴下の着用をお願いいたします。
*寒い時期はどうぞ暖かいご準備でおいでください。

公開予定変更の可能性もございます。最新の状況はこちらでお知らせいたします。

*12月2日(土)11時からのガイドツアーは満席になりました。

*12月25日から年末年始休暇に入ります。

2023年12月の邸宅公開は、以下の予定です

12月2、9、16、23日の土曜日
11時~16時(最終入場15時30分)
ガイドツアーは[……]

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2023.11.09

「矢中の杜 秋の特別公開」終了しました

「筑波山麓秋祭り2023」が11月5日に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
「矢中の杜 秋の特別公開」はいかがでしたか!

今回の特別公開では、矢中龍次郎氏ご本人がインタビューに答えている文章を抜粋して、実際にどのような考えで矢中の杜は作られたのか、施主本人の言葉をお届けしました。

また、実際に邸宅を作る作業には、多くの職人たちが関わり、協力しながら作り上げていった技の結晶でもあること。それが今も息づいていること。

構想し、検討し、建てていった当時の記録(図面)を写しにして手に取ってみていただけるようにもしました。

わかりにくいかもと思い[……]

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