2024.05.26

「矢中の杜へようこそ」 邸宅のお宝(かも)6  コーヒー・サイフォン

「矢中の杜へようこそ」 邸宅のお宝(かも)シリーズ、実に7年ぶりの投稿です。

矢中の杜には、古い調度品がたくさん残されています。家具、服、布団、食器、台所道具などなど。

あまりにもたくさんのものがあるので、現在、少しずつ調査を行っているところです。

昨年(2023年)春に大掃除をした際、別館2階の応接セットの椅子に「謎のシール」を発見。専門家の方に話を伺ったり、大学図書館に調べに行ったりしてますが、なかなか謎解きは進みません。。。この件については、今年夏にはこのブログに中間報告をしたいと思っております。

さて、今回は台所の食器棚の一番上の段の奥にひっそりと置かれていた「コーヒー・サイフォン」について調べてみました。

サイフォンのガラスの上下それぞれに「ハリオ、MCA-5、SA7-5」と3段で白文字で表記されています。アルコール・ランプは残っていませんでした。

“ハリオ“を調べたところ、現在はHARIO株式会社とのこと。公式HPを通じて、HARIO株式会社 お客様サービスご担当様に、コーヒー・サイフォンの製造時期について、上記の写真2枚を添えてお問い合わせさせていただいたところ、丁寧なご回答をいただきました。

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HARIO株式会社 お客様サービス係ご担当者様より:

お送りいただきました画像を拝見しましたところ、上ボール・下ボールは「パブリック」または「モカ」、スタンド・フタは「モカ」であるものと思われます。

■パブリック(SA7-5):販売時期1957年~現在生産中止

■モカ(MCA-5):販売時期1976年~現在生産中止

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御礼:当方の無理なお願いにもかかわらず、快くご回答いただいたHARIO株式会社 お客様サービス係ご担当者様および関係者のみなさまに深く感謝いたします。なお、このブログの掲載にあたっては、HARIO株式会社様の許可をいただいております。

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施主・矢中龍次郎氏が逝去されたのは昭和40年(1965年)。別途、「MJB珈琲缶(緑缶、すべて英語表示)」が残されており、また、1950年代にアメリカ軍の関係者が団体で来訪した写真が残っております。おそらく、新しいものが大好きだった(と思われる)龍次郎氏は、コーヒーをお飲みになっていたと思われます。(別館の物置の奥に、食器が大量に残されており、その中にコーヒーカップがあるらしいので、今後、調査予定です。)

上ボール・下ボールは「パブリック(販売時期1957~現在生産中止)」または「モカ(販売時期1976~現在生産中止)」とのことですので、龍次郎さんと時代が重なる可能性が高いです。しかし、スタンド・フタは「モカ(販売時期1976~現在生産中止)」とのことですので、龍次郎さんの時代とは重ならないことになります。現オーナーに話を伺ったところ、もしかしたら龍次郎さんが逝去された後に、ご家族の方が持ち込まれた可能性もあるかも?とこと。いずれにしても、謎であります。

守り人kawa

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