戦時下、民家にも求められた「灯火管制」。
空襲対策として、屋外に光を漏らさないようにするもので、矢中の杜には電燈につける遮光具が残されています。
火事を出さないように耐火処理がされているようで、警視庁警防課による認可を受けた旨の印が塗布されています。
いずれも紙製で、簡単な作りながら模様があり、戦時下とはいえ、暮らしの中で使うものは、このように少しでも潤いがあるようにと、工夫がされているのでしょうか。
真ん中にある花柄のものは下半分がずれて上にずらせるようになっており、灯火管制の時間以外は、裾を上げて、遮光を緩めたのかな、とも思えます。
8月は戦争を思い出す季節でもあります。
邸宅公開はお休みですが、虫干しを兼ねた展示をそっとしていますので、こちらでご紹介させていただきました。
