”矢中の杜”の魅力は何ですかと聞かれても、簡単には答えられない。
何を魅力的と思うかは、人それぞれ違うからであるし。
あえて言うなら、その選択肢がたくさんあることが魅力かも。
例えば季節の風景をとってみても、情緒があると思う。
季節感のある風景が一つの屋敷で見られるということは、ボランティアが管理する個人邸宅では稀有なことではないだろうか。
本来それは当たり前と言ってしまえる風景であるが、その当たり前の風景は今の家には無いように思える。
日本の家の四季って、こんなだったと改めて感じる。
改めて屋敷を訪れると、日本には四季があることを感じられる気がするのであるが。
この風景を出来れば残したい、それが無理ならせめて記憶に残したいものだ。
季節の風情は、やはり何度も訪れないと出会えないのであるが。
次の公開日は10日ですが、11時の回には団体の予約が入っています。
もちろん見学は可能ですが、午後からの方がゆっくりとご案内できます。
少し秋めいた昼下がり、邸宅の散策にはうってつけかと・・・。
soraneko