矢中の杜活動史 第29回—リーフレットをつくる

こんにちは。寺尾です。活動史は第29回になります。
予定では先週のはずでしたが、とある病がterao一家を襲い、数日間、一家全滅してダウンしておりました。体調不良で3日も会社or学校を休んだのは、記憶の限りでは中学以来でしょうか。もはや記憶がありません。みなさまもお気をつけて。

早川さんのTxTの記事では、トーキョーのカルチャーとどこか対抗するようなところがありますが、こうして今、横浜の某カフェでMacを広げて(ドヤ顔はしていないつもり)物書きをしているのは、トーキョーのカルチャーなのか、どうか。ここでわたしは、ローカルな価値観を形にした、矢中の杜のリーフレットを作った時の話をしたいと思います。
リーフレットの制作作業は主に井上さんが担ったので、僕から記事にするのは若干気が引けますが、リーフレットひとつとっても意味を込めていることを伝えたいので、書いてしまいます。

さて、リーフレットと呼んでいるのは、邸宅公開の際に見学者に配布している、三つ折りの資料のことです。
世の中のほとんどの見学施設ではなんらかの配布物がありますが、矢中の杜では何を配り、何を伝えたいのか。邸宅公開に訪れた方にとって矢中の杜の「顔」になるだけに、この1枚で想いとイメージをズバッと伝えることを目指しました。

まず表紙にはロゴをアピールしています。ロゴについては以前の記事で書きましたが、立上げメンバー全員で掘った木版画です。
ロゴの下には“ポエム”。ロゴとともに表紙を構成し、受け取った人にズバッとイメージを与える文章ということで、早川さんが練りに練って作り込みました。ポエムについては、次回詳しく書きましょうか。

リーフレットはA4版の3つ折り構成です。この3つ折り、ありがちなようですが重大ポイント。中を見るには、まず表紙を左に開き、もう1枚を右に開きますよね。中を開くようにすることで期待感を持たせるのが狙い。また、表紙を左に開いた時点では、ページが途中までしか見えていないので、最後まで開こうという気を起こさせます。些細なことのようですが、ちょっとした仕掛けや行動が印象を左右するので、重要です。
この構成は、ワークショップでもお世話になったHさんのアドバイスです。

内側の面では、矢中の杜の概要、写真はもちろんですが、矢中龍次郎氏の紹介にも紙面を割きました。旧矢中邸のことは、施主である龍次郎氏の半生と想いを抜きには語れません。
キャッチコピー(?)は、「豪華な意匠」「伝統と近代の融合」「昭和の質感」3点にまとめ、邸宅の魅力を端的に伝えています。
建物概要と、「施設の地図」の意味でも図面を載せています。

紙は生成りのような風合いのクラフト紙を使っています。矢中の杜で伝えたい、質感、手触り、“本物”の感じなどを出すため、紙も質感のあるものを選んでいます。チケットも共通です。

このように見てみると、少し見方が変わってこないでしょうか。世の中のリーフレットなども、考えて作っているなーなどと見えてきたりしますよ。
このようなデザインはいわば無意識に訴えかけるもので、仕掛けを解説される機会はなかなかないですが、今後も色々と勉強して取り入れていきたいところです。


今週末、5月6日(土)に「御殿まるごとマーケット」を開催します。
ゴールデンウィークは各地でイベント満載ですが、矢中の杜にもぜひお越しください!!

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