今日は、つくばね学の日でした。
4月から男子高校生3名が来てくれていますが、彼らの実習も今日が最後の回となりました。
彼ら、ついにやり遂げましたよ!!!
4月の初回から続けてきた小川の発掘作業。
こちらの想定では、前回の実習の時に到達したところまででも十分なほどだったのに、彼らの意思はそこで終わらず。
最後の最後まで、作業を続けました。
すると…。
小川の先にある、もう一つの滝の滝つぼまで掘り始め、そこにも青石が敷かれていることを発見。
さらにさらに!排水管の入り口も発見したのです!
それだけでも、こちらとしては想定以上の成果なのですが…
ここに入り口があるなら、出口だってあるはず…と、今度は出口を探し始めました。
入り口の方から排水管の中をつつき、一方では、土に埋もれてしまっているであろう排水管の口を探すべく土を掘っていきます。
さらに、高校生が自ら考えて、ホースで水を流したら、出口がわかるはず!と水を流し始めました。
しばらくは水も出てこず、出口がわかりませんでしたが、辺りをつけて掘っていくと、じわじわと水が染み出してくるではありませんか!!
ここだ!!と一気に掘り進めていくと…
やはりありました!!排水管の出口が!
そしてついに!ホースが排水管の中を貫通し、ジャバジャバと勢いよく水が流れたのです!
これには、私たちも驚き、そして感動してしまいました。
滝つぼに溜まった水は、石階段の下に敷設された排水管を通り、そこから庭石(青石)の上を流れ、そして小川へと続くことが、彼らのおかげで明らかになりました。
青石を流れ落ちる水の様は、美しい滝のようです。
(この水が流れる様子は、矢中の杜のFacebookページにて、動画でアップしております、ぜひご覧ください。)
前回で終わりにせず、自分たちの意思で続けた作業の結果、本当に小川の発掘作業を“完結”してくれました。
彼らの根気とバイタリティには、心から拍手を送りたいです。
短い期間ではありましたが、彼らとの実習は本当に楽しく、最後にはこんな素晴らしい成果まで見せてもらって、本当に嬉しく思います。
矢中の杜でこれだけ体を使い、その後は部活でさらに体を動かしているという彼ら。
この根気があれば、これからの将来も、何事もきっと乗り越えていくことでしょう!
本当にお疲れ様でした!