今日は9月最後のつくばね学の日でした。彼らとの実習も3回目となります。ちょっとは慣れて来たかな?
今日の実習内容は、ゲストを迎えて、イベントの準備でした。
ゲストとは、染め作家の「ぷにの家」の飯塚優子さん。
昨日、矢中の杜のブログやFBでも紹介した方です。
→10/26「たてもの文様+藍染ワークショップ」講師紹介②飯塚優子さん
飯塚さんと準備するイベントというのは、「ちょこっと型紙展示」のこと。
現在各所で配布している、矢中の杜の秋のイベントチラシにも“ちょこっと”告知してるのですが、かつて北条にあった染物屋で実際に使われていた古い型紙を、矢中の杜にて展示する企画です。
(詳細はこちら)
展示期間は明日からなので、今日はその準備として、高校生の皆さんと型紙を選び、展示する作業を行いました。
まず、はじめに飯塚さんから、型紙について簡単に説明を受けます。
どうやって使うものなのか、型紙を見る時のポイント、など、おそらく高校生にとっては初めて見聞きする話だと思います。
その後、数ある型紙の中から、どの型紙を展示するか。
それを高校生に決めてもらうことにしました。なんと、責任重大ですね(笑)
「自分が好きだと思った型紙を2枚選んで~」と言われ、少々戸惑い気味。
でも、一枚一枚光にかざしながら、好みの2枚を選んでくれました。
選んだ型紙に展示用の金具とテグスをつけて、吊るしていきます。
簡単そうに見えるかもしれませんが、これがなかなか大変な作業でした。
型紙の中には繊細なものもあって破れそうになったり、同じ高さにうまく吊るせなかったり、予定していた場所とちょっとズレて吊るしてしまったり…。
でもそれも、いい経験でしょう!
こんな型紙に触れたり、展示したりなんて、高校生活でなかなか体験できないですよね。
なんとか無事に展示完了しました。
良かった…。
「ちょこっと型紙展示」は、
9月28日(土)※午後のみ
10月5日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)、27日(日)
の矢中の杜邸宅公開日にて、ご覧いただけます。
高校生のがんばりを、ぜひ見にいらしてください。