9月25日のつくばね学、前週に準備してくれた「版築ベンチ」制作の最後の作業、型枠外しを実施しました。
あいにくの雨模様で外作業はできるのかな、という天気でしたが、テントの下で作業をすることに。
ベンチのまわりの型枠は、さらりと外せて、きれいな層が見えてきます。
出来上がりはどうかとドキドキしながらの作業でした。
手早く進める生徒たちに驚きながら、写真を撮らせて!と待ってもらう一コマも。
片付けまでしっかりこなしてくれました。
この日はほかに、邸宅内の建具のたて替えも行いました。
この作業は、年ごとの生徒たちが担当してくれていて、建具を網戸から障子にたて替えます。邸宅の衣替えといえる季節ごとの作業です。
窓に据えられた網戸を取り外し、しまったおいた障子を立て込みます。
涼しげな夏の邸宅から、しっとり明るい秋の邸宅に様変わりです。
今回も生徒たちの作業は手早くて、まだまだ余力がありそうな様子。すごいなあと感心しながら、次はこんなことを、と待ち受けることになりそうです。
版築ベンチは、つくばね学と庭倶楽部の共同作業で、準備から完成まで、会えないけれど作業を引き継いで行ったもの。平日に行われるつくばね学には実際には加われないメンバーも多いので、作業をリレーして一緒に進めたいという思いからでした。
見事で楽しい連携で、素敵なベンチができました。