2月5日のつくばね学。
昨年から準備してきた敷松葉がとうとう完成しました。
前回敷はじまった松葉ですが、量が少し足りずに、場所によって敷重ねが足りない部分がありました。敷松葉は厚みが足らないと風に飛ばされやすいことがわかり、今回はそんな場所を補修して完成させることが目標です。
まずはもう一度奥庭で松葉を集めますが、まっすぐできれいな松葉が少ない…
こんなにたっぷり落ちているのに、と思いつつ、極めて地味にコツコツと松葉を選んで集め続けました。
休憩をとりつつ、少し脱線しつつ、集めてたまったところで、敷作業へ。
松葉の厚みを見ながら、重ねていく作業は思っているよりも難しく、丁寧に進める必要があり、細やかな作業がうまい職人肌(?)の生徒が自然と中心になって進めていきます。
敷松葉に向かない曲がった松葉は、ここでもう一度厳しい生徒の目で選別され、丁寧に重ねられていき、完成です。
完成した敷松葉は、光を浴びてキラキラと輝くようで、矢中の杜の入り口を飾ってくれています。
細やかな作業を丁寧にすることが好きな生徒もいれば、うまくそこそこでこなす生徒もいて、それぞれの個性が楽しく弾けていました。地味な作業をみんなで重ね、完成までこぎつけて、見事な成果を見せてくれました。
ありがとうございます!
今年度のつくばね学はこれで終了。引き続き4月以降から実習がつづきます。
邸宅公開が始まったら、ぜひ彼らの敷松葉に注目してください。
市松模様になった松葉は、スッキリ美しく、矢中の杜の自慢です。