2016.07.07

矢中の杜へようこそ(その8)

16070703さてそれでは、別館に向かうとしよう。
廊下の先がいきなり土間になって、別館の玄関になる構造はちょっと不思議だ。
実は屋敷の中でこの別館の一階部分が、最初に建てられたものなのである。
この部分のみが屋敷の中で、唯一鉄筋コンクリート製なのであるのが意味深か。
当時すでに統制物資てあったコンクリートをふんだんに使い、無骨なまでに強固に造られた建造物である。
表面に大谷石のプレートを配しているので、見た目はさほど無骨ではないが。
ここは皇族方がお休みになってもいいように造られた建物であるから、安全性を求めた堅固な造りになっているのではないかと想像出来る。
見た目の華麗さと防御的な構造とが、不思議な様相を作り出している。
FBのおまけの動画は、別館の玄関から玄関ホールの様子である。

soraneko

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