2011.04.05

震災の記録?塀、庭園

矢中の杜には大谷石が至るところで用いられています。
とくに、大谷石で作られた塀は、なかなかの迫力があります。
しかし、今回の地震で、その塀の一部が見事に崩落してしまいました。
被災箇所としても、一番印象的かもしれません。
崩落したのは、本館の東側に設けられていた横井戸の上部分の擁壁です。
【大谷石擁壁】

【近づいてみると】

【ちなみに…震災前の様子はこんな感じです】

震災後、初めて見たときには言葉を失いました。
ただ、この擁壁と直角の方向でたっている長い塀は無事なので、揺れの向きも大きく影響しているんだということがわかります。
【灯篭】

庭園にあった灯篭や祠なども、倒れています。
早く元に戻してあげないと…。
細々とした箇所は挙げるとキリがありませんが、震災の記録としてはこのような状況となります。
また、古い家ですので、地震によって天井の埃なども落ちてきて、邸宅全体が汚れてしまいました。
邸宅の掃除を始める前のころ(もう2年以上前になりますね)を彷彿とさせます…(苦笑)
またお掃除からはじめましょう。
そして、できるところから少しずつ復旧していきましょう。
建築のこと、建具のこと、庭園のこと、知識や経験がある方は復旧へのアドバイスやご支援、ご協力いただければ幸いです。
ぜひともよろしくお願いいたします。
minaでした。

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