2010.04.14

漆所―北条古道あるき

こんにちは、管理人のハヤカワです。
どうも天気が上がったり下がったりしてます。山麓も暑くなったり寒くなったり大変です。
そんな中、天気の良い日を見計らって山(峠?)歩きをしてきました。
北条地区のシンボル的な山、城山(じょうやま)とその西側の道場山(どうじょうやま)の間を抜けて隣地区の漆所(うるしじょ)へと抜ける昔の峠道、を歩いてきたのです。
企画をしてくれたのはつくば環境フォーラムさん。
里山保全などをメインの活動にしている、つくばNPOの草分け的な団体さんです。
(お誘いありがとうございました!)
山歩きは漆所側(つまり北側)から始めました。
【スタート地点から撮った城山】

【同じくスタート地点から撮った道場山】

【山歩きスタート、天気は快晴です】

歩き出してすぐ、護岸工事が行なわれている堤(ため池)に出くわしました。
僕はここに来たのが初めてなのでわかりませんが、砂利とコンクリートで整備されているここもつい数ヶ月前までは荒れ放題で立ち寄りがたいところだったとのこと。
【市?の整備できれいにされた堤。】

【堤から北側には、綺麗に写った筑波山が】

そして、ついにここからが本当の峠道の始まりです。
【思わず、ここから!?と言ってしまうような入口】

【今では木が生い茂っているここ(写真左側)も、昔は田んぼだったそうです。】

この道は、案内役のおじいさんによると車社会になるまでは普通に使っていた道だそうです。
北条の商店街で映画をみたり酒を飲んで夜中に帰ったりする時も、電灯のないこの道を地元の人たちはすいすいと帰っていたのだとか。
昔の人は目に暗視スコープ機能でもついてたのだろうか・・・。
【昔の電柱(電話線?)の跡、だそうです。】

【ものの10分も歩くと、峠のてっぺんに到着。写真ではわかりづらいですね。。。】

「峠」という漢字は、山に上・下と書くように、上ってたと思ったらあっという間に下ります。
等高線のある地図をみながら「ここだ、ここだ」と皆で言っているのは妙な面白さがありました。
また、ここで郷土史家の先生より道場山の由来について講釈がありました。
道場山は、昔一遍上人の時宗の踊念仏の道場(道を説く場)であったという説が有力なんだそうです。
また道場山のてっぺんには、円墳もある、とのこと。
こんな話を聞いていると、人の歴史が脈々と続いていることにくらっと眩暈がしてきます。
(僕はこれを「考古的眩暈」と呼ぶことにしました。)
【下りは「道」なのかわからないような道。僕の前に道はない。僕の後に道はできる。】

【歩き始めから15分、ついに北条の街並みが視界に入ってきました!】

【無事北条側に到着。にょろにょろに遭遇しなくてよかった~】

この後、一向は郷土史家の先生の案内で北条の街中を歩き、最終的には“矢中の杜”でお昼ご飯を食べて解散するのでした。
北条の街歩きについては、また別に記事を書けたらと思います。
道を一つ歩くにしても歴史の折り重なりを本当に体感します。
北条、そして筑波山麓はそんなローカルな歴史を感じられる場所だということを再認識。
北条に住んで3年目を迎えようとする自分はまだまだペーペーですが、この良さに触れながら同世代や次世代に伝えていくことの大切さは身に沁みました。
伝え方、考えていかなきゃですね。

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