2019.06.21

6/21「つくばね学」で邸宅の“衣替え”と小川発掘

今日は、午前中に庭倶楽部の平日の部で草取りを行い、午後は「つくばね学」でした。

外作業が続いていた男子高校生たちですが、今日は初めての邸宅内作業からスタートです。

この時期の矢中の杜の風物詩ともいえる、邸宅の“衣替え”。

障子戸を網戸に交換する作業です。

矢中の杜の本館の障子戸は、全く同じサイズで網戸が作られており、夏の暑い時期は障子戸を締まって、網戸をはめるのです。

ここ数年は、この作業は筑波高校生たちの役割となっています。

彼らも例にもれず、お願いしました!

まずは障子戸を外します
障子戸をしまい、網戸を出します
どこにどの網戸がはまるのか、考え中
建付けの悪いところは少々苦戦…
本館座敷も網戸になりますよ

障子戸から網戸に代わると、邸宅の雰囲気が一気に涼やかになり、夏に向けての設えが整ったなぁと感じます。

無事に交換が終わると、小川発掘作業へ。

最後の仕上げと言わんばかりに、土を掘っていました。

小川の始点と思われる石もくっきり現れ、さらに下の石畳まで出てきました!

こんな石畳が埋まっていたとは…!

こちらとしてはすでに十分がんばってくれていて、これで終了としてもいいくらいだったのですが、彼らはどうもまだ納得いってないない様子。

「まだ掘れるよな…」

と。

なので、彼らに「これで終わりとしてもいいし、もう少し頑張ってみるなら、続けてもいいよ。どうする?」と聞いてみると、

「あと1回やります」

とのこと!

彼らの実習は残り1回。

そこで、自分たちの納得のいくかたちで終了とするようです。

本当に素晴らしいですよね。その心意気。

なので、記念撮影は次回に持ち越しとしました!

あと1回、彼らの頑張りを見せてもらえるのを楽しみにしています。

彼らの軌跡。
改めてみると、石の下の部分、苔がなくて土がついている跡がありますが、つまりはその高さ(20cmくらい)まで土に埋もれていて、それを彼らが掘り上げたということです。すごい。

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