邸宅公開はお休みにして、東造園さんの現場で版築(はんちく)の塀を作るワークショップに参加しました。(版築は土をつきかためて重ねていく古くからある技法です)
土を配合して混ぜ合わせ、型枠の中に入れ、それを上からコンコンと突いていきます。「混ぜて・入れて・突いて」を続けていくと、準備した材料がぐんぐん減っていき、型枠の中で突かれた土が積みあがっていきます。
楽しい!
東造園さんはじめ、一緒に作業したお施主さんご家族や他の参加者に教えていただきながら、もう止まらないといった楽しさでした。
型枠がいっぱいになるまで突いて叩いて、作業終了。この後3日から1週間程度で型枠を外す予定だそう。どんな塀になっているのか、ワクワクします。
実際の現場でのワークショップでしたから、責任重大だと緊張しながらの参加でしたが、東造園さんもお施主さんも歓迎してくださって、大変ありがたい体験でした。
この場をお借りして御礼申し上げます。
矢中の杜では、今年版築のベンチ作りや塀作りに挑戦する予定で、今回のワークショップ参加はその研修でもありました。
まずは版築のベンチ作り、どんな風になるのかこちらもお楽しみに。
守り人N