4月15日、3年生になった生徒たちがやってきました。3年生前期のつくばね学の初日です。この日は2月にあった生徒たちによる中間発表を受けて、「どんなことをしたいのか」を聞き、「矢中の杜はどんなことをしているのか」を踏み込んで伝え、今後の方針を話す日になりました。
生徒たちからは、
●矢中の杜が知られていない、特に(自分達のような)若い人に知られていない。
●もっと知ってほしいから、インスタを活用したり、看板を作ったり、もっと知らせる工夫をしたい。
という話がありました。
矢中の杜からは、
●邸宅の保存活用のため、どんな考えで進めているのか。
●現在取り組んでいる邸宅や庭の整備、特に庭の整備を段階的に進め、地域の中の文化財としての役割を意識していること。
など、いつもより詳しく伝えました。
その上で、つくばね学の実習でできること、私たちの活動と一緒に進めていけること、予算のことなど考慮して、奥庭側にある看板を作ってみませんか!という提案をしました。
奥庭側にある看板は、主に地域の皆さんに向けて、矢中の杜のこと、私たちの活動のことを知っていただきたいと設置しているもの。生徒たちもやってみたいと思ってくれたようで、次回は設置場所を確認しながら地域を歩ってみようよ、ということになりました。
初めての生徒たちからの課題の提案に、こちらがドキドキしながらの初日でした。
今後のつくばね学、どうぞ生徒たちを応援してくださいね。