2022.10.19

【つくばね学 : 松葉拾いはじまる】

10月14日のつくばね学は、敷松葉の準備、松葉拾いを行いました。
つくばね学で毎年取り組んでくれている敷松葉。かつての邸宅での暮らしの中で、実際に行われていたことを再現する取り組みです。

奥庭の大王松の松葉を集めて、きれいに土の上に敷いて冬の邸宅の入り口を飾ってくれます。松葉を集める時にもまっすぐできれいなものを集める必要があって、守り人メンバーにも、「曲がってしまうのでに掃き集めないこと」、いう指令が出ています。毎年続けていることで、敷松葉実施の経験も上がってきているのです。

この日ははじめての松葉拾い、生徒たちは真面目に取り組んでくれて、きれいに並べた箱が3箱できました。一定量が必要なので、何度かに分けての作業が始まったのです。

庭での作業に加えて、先週告知された伝統的な和室の部位名の小テストも実施。好成績でした。今や普段の生活では使わなくなっているだろう名称にも触れてもらう機会になりました。

松葉拾いは、地味ですが大切な作業。十分に集めて敷き詰めてくれるでしょう。今年も楽しみにしています!

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