「矢中の杜 秋の特別公開」11月6日に5日間の日程が終了いたしました。
たくさんの方においでいただき、所蔵の屏風などの展示品と邸宅を楽しんでいただくことができました。
3年ぶりの筑波山麓秋まつりの開催で、天気にも恵まれ、賑やかな5日間でした。
迫力の屏風と邸宅の見学、庭園の散策と、それぞれ楽しかったというメッセージをたくさんいただいて、私たちにとっても、とても楽しい開催となりました。
たまたま訪れてくれた方、やっと来られた!と言ってくれる方、リピーターの方、お友達から紹介されてきたという方、など色々な形の来場があって、むやみに嬉しくもありました。
邸宅に所蔵されている屏風は、大きなものもあって、通常はなかなか展示できません。今年度は所蔵の道具類などを都度都度展示して、何度来ても楽しんでいただけるようにと、取り組んでいます。今回展示した屏風は所蔵品の中でも迫力がありますし、特に魅力のある展示にしようとの試みだったのです。
実は、屏風の中には一部修復が必要なものもあり、夏からその修復にも挑戦していました。ハラハラしながらの作業でもあり、貴重な体験にもなりました。
屏風の修復にあたり、日本画家の中嶌虎威先生に、貴重なご意見ご指導をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
吉田建具製作所さんには、ご厚意から新作の組子作品を展示させていただきました。素晴らしい作品で、ため息が出るよう。改めて御礼申し上げます。
筑波高校生や先生はじめボランティアスタッフとして参加してくれた皆様、お疲れさまでした。ありがとうございます。
守り人スタッフたちも、庭倶楽部の人たちも、常日頃からの手入れや整備、展示の準備等、お疲れさまでした。いつもありがとうございます。
今回の展示、大変ご好評をいただいたため、一部を除き、11月中の邸宅公開時に引き続きご覧いただけることになりました。
お見逃しの方、もう一度とお考えの方、ぜひゆっくりとご覧ください。
また、邸宅についてもっと知りたいという方には、邸宅公開の際のガイドツアーをご利用いただけると公式ガイドが詳しくご案内いたします。
守り人の保存活動も興味があるという方は、ぜひ活動にご参加ください。事務局にお声がけいただければと思います。
矢中の杜においでいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
そして是非またおいでください。矢中の杜でお待ちしています。