2023.08.07

守り人日記 〜8月5日〜

前庭のアオキの葉が焦げたようになっていました。葉焼けというそうです。今年はお日さまが元気すぎて人も植物も負けてしまいそうです。水分補給を心がけて残る夏も健やかに楽しく過ごしていきたいものです。

写真:葉っぱが焦げてかわいそうなアオキ

守り人M[……]

「全文表示」

2023.07.06

【つくばね学 : 木部のツヤが増してきた!】

6月30日のつくばね学、矢中の杜が重要文化財に指定されることになったことから説明しました。
どう感じてくれたでしょうか。
その重みはよく分からないかもしれませんが、残りの2回を丁寧に、気合を込めて取り組んでもらいましょう。

取り組んでいるぬか雑巾での長押や木部の磨き込み、今日もキュッキュと磨いてくれました。

最後は差し入れの冷えたスイカをご馳走に。
苦手な生徒もいたようですが、みんなで完食してくれました。

9月から実習が始まる2年生約35人が、実習見学のため来場、矢中の杜や先輩たちの取り組みはどう映ったのでしょう。
今来てくれている3年生の生徒たちの実習は、次回で最終日を[……]

「全文表示」

2023.06.23

【 国の重要文化財に指定!】

2023年9月25日「文部科学省告示第108号」で旧矢中家住宅が重要文化財に指定されました。
(合わせて、「文部科学省告示第110号」で登録有形文化財から抹消されました)

↓文化庁 報道発表はこちらから
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/93900401_01.pdf

旧矢中家住宅(矢中の杜)は、2011年、国登録有形文化財に登録されました。
今回、日本の気候風土に配慮した実験的な住宅としての学術的な意義や、優れた意匠が改めて評価され、2023年6月23日(金)の国の文化審議会の答申を受け、国の重要文化[……]

「全文表示」

2023.06.22

【つくばね学 : 長押を磨く!】

6月16日は晴れ。
暑くなったので、つくばね学では前半をぬか雑巾掛け、後半を奥庭の草取りと2種類の作業をお願いしました。

ぬか雑巾掛けは慣れてきたせいか、比較的スムーズに進みました。
磨きをかけている長押は、そもそもかなりよごれていて、雨漏りの跡がしっかり残っている場所もあるので、
雑巾を使って、まずしっかりと汚れを落とし、その上からぬか雑巾で何度も磨き上げる。
地道な作業ですが、目に見えてきれいになります。

何度も邸宅で過ごしている守り人スタッフにとっても、こんなにきれいになるのかと、驚きです。これまでの長押が埃っぽく思えるよう。すっきりした長押に私たちも頑張ろうとやる気も起きてきま[……]

「全文表示」

2023.06.15

【つくばね学 : 小川の仕上げと再びぬか雑巾!】

6月9日のつくばね学は中途半端な空模様でしたが、小川の整備とぬか袋での作業をそれぞれ元気に?!作業してくれました。

前々回(5月26日)の小川の整備でやり残したところが、前日からの雨であらわになったため、追加で整備をして水が流れるようにしました。

作業開始した時はいまひとつピンときていない様子。そこで上流からホースで水を流したところ、やっと様子がわかったのか、水が流れるようにしてくれました。

小川の整備の様子は、ぜひ写真をご覧ください!

後半は前回のぬか雑巾掛けの続き。本館の各部屋の長押を重点的にぬか雑巾掛けをしてました。
それぞれ担当場所を決めて取り掛かってもらい、[……]

「全文表示」

2023.06.08

【つくばね学 : ぬか雑巾で磨く!】

6月2日のつくばね学、一日雨だったので、邸宅内の作業をお願いしました。
ひたすら「ぬか雑巾」掛け!

守り人Tさんの作ってくれたぬか袋を持って、木部を磨きます。
生徒ごとに担当エリアを決めて開始です。特に本館廊下部分はケヤキの板が使われているところは念入りに。
守り人Mさんからは、一度サッと拭くのではなく、同じところを何回も磨いて欲しいといったので、何回も!
そうするうちに、目に見えてきれいにツルツルに肌触りになっていきました。

以前もやってもらっている作業でもあって、比較的スムーズに取り掛かってくれ、わらわらじゃれあいながらも、作業終了。

床板だけでなく、柱や長押、引き戸など[……]

「全文表示」

2023.06.01

【つくばね学 : 中庭の小川の整備】

5月26日のつくばね学は作業日和の日でした。

中庭にある小川周辺の草取りや土の整備をお願いしましたが、ちょうどいい天気で、作業もはかどりました。

細い小川跡を、生徒それぞれの担当場所を決めて整備作業です。

ミミズやらゴキブリ、果てにはクワガタまで出現し、ワチャワチャしながらの作業が進みました。

今回一日でかなりすっきりしたと思います。お疲れ様でした!

今回作業してくれた小川の跡は、数年前に同じつくばね学の生徒たちが土を掻い出して整備してくれたところ。先輩の仕事を引き継いでくれたことになり、まさに邸宅の長く保存するのための作業であって、矢中の杜の保存活動に生[……]

「全文表示」

2023.05.18

【つくばね学 : 中庭の笹竹刈り】

5月12日(金)。快晴の中、中庭の笹竹刈りが今日の作業でした。
5月でこの暑さ、これからの季節が思いやられるようで、屋外での作業は体力が要ります。

刈り込み鋏を使っての作業。コツもいるし、扱いにくい笹を袋に詰めるのもなかなか厄介な作業です。

おしゃべりも交えながら、それでも、予定していたエリアの刈り取りを完了しました。

今日の成果はごみ袋9個。お疲れ様でした。[……]

「全文表示」

2023.05.04

「春の特別公開」終了いたしました

5月3日は施主矢中龍次郎氏のお誕生日を記念しての「春の特別公開」
オリジナルポストカードのプレゼントも好評で、龍次郎さんも座った藤椅子も活躍!
北条商店街での「春の北条市」も開催されて、一日中たくさんの人においでいただき賑やかになりました。

地下穀物蔵では筑波大学公認サークル「つくリウム」が、今回「矢中の杜テラリウム・アクアリウム展」を開催してくれました。

苔や水草を中心につくられる小地球の世界の展示は、大谷石造りの穀物蔵の淡い光の中でイキイキとしていてましたし、邸宅の井戸水を使った水槽の中は、澄んだ水と水草の間を小さな魚やタニシが行きかいみていて飽きません。

入り口では[……]

「全文表示」