地震があったり、ぱらぱら雨が降ったり、強い風が吹いたり…と穏やかではない一日でしたが、見学においでになった皆様は、逆にゆっくりじっくり邸宅をあじわっていただけたようです。
そんな中、掛軸の交換をいたしました。
本館座敷には写真向って右の鍾馗図(北川金鱗作)。鍾馗図は、五月の節句の魔除けとして知られていますが、疫病除けの意味も込められています。
別館二階応接間には、写真向って左の達磨図(野沢如洋作)。達磨図は、病気や災難を防ぐ縁起物として「家内安全」「無病息災」などの意味が込められています。
どちらの掛軸にも、コロナ退散の願いを込めて。
一日も早く、穏やかな日常が戻ってきますように。
守り人S