9/19、緊急事態宣言が続く中、空気の入れ替えも兼ねて、少人数、短時間で矢中の杜の大掃除をしたこの日、掛け軸も秋の仕様に掛け替えをいたしました。
本館座敷には写真一枚目の猿母子図(玉僊作)を。猿をモチーフにした図は「猿=去る(さる)」の語呂合わせから「困難が去る」「不幸が去る」と縁起をかついで、古くからよく使われています。五月の節句の魔除けとしても知られていますが、疫病除けの意味も込められているので、今回、コロナ退散の願いも込めて、掛けさせて頂きました。
別館二階応接間には、写真二枚目の華厳の滝図(北川金麟作)を。こちらは美しい紅葉で有名な日光の華厳の滝。少し早めではありますが、矢中の杜で美しい紅葉を楽しんで頂けたら嬉しいです♪
一日も早く、日本各地の素晴らしい紅葉を見に行ける
ような、穏やかな日常が戻ってきますように。
守り人S