Tag Archives: #つくばね学

2023.06.01

【つくばね学 : 中庭の小川の整備】

5月26日のつくばね学は作業日和の日でした。

中庭にある小川周辺の草取りや土の整備をお願いしましたが、ちょうどいい天気で、作業もはかどりました。

細い小川跡を、生徒それぞれの担当場所を決めて整備作業です。

ミミズやらゴキブリ、果てにはクワガタまで出現し、ワチャワチャしながらの作業が進みました。

今回一日でかなりすっきりしたと思います。お疲れ様でした!

今回作業してくれた小川の跡は、数年前に同じつくばね学の生徒たちが土を掻い出して整備してくれたところ。先輩の仕事を引き継いでくれたことになり、まさに邸宅の長く保存するのための作業であって、矢中の杜の保存活動に生[……]

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2023.05.18

【つくばね学 : 中庭の笹竹刈り】

5月12日(金)。快晴の中、中庭の笹竹刈りが今日の作業でした。
5月でこの暑さ、これからの季節が思いやられるようで、屋外での作業は体力が要ります。

刈り込み鋏を使っての作業。コツもいるし、扱いにくい笹を袋に詰めるのもなかなか厄介な作業です。

おしゃべりも交えながら、それでも、予定していたエリアの刈り取りを完了しました。

今日の成果はごみ袋9個。お疲れ様でした。[……]

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2023.05.04

「春の特別公開」終了いたしました

5月3日は施主矢中龍次郎氏のお誕生日を記念しての「春の特別公開」
オリジナルポストカードのプレゼントも好評で、龍次郎さんも座った藤椅子も活躍!
北条商店街での「春の北条市」も開催されて、一日中たくさんの人においでいただき賑やかになりました。

地下穀物蔵では筑波大学公認サークル「つくリウム」が、今回「矢中の杜テラリウム・アクアリウム展」を開催してくれました。

苔や水草を中心につくられる小地球の世界の展示は、大谷石造りの穀物蔵の淡い光の中でイキイキとしていてましたし、邸宅の井戸水を使った水槽の中は、澄んだ水と水草の間を小さな魚やタニシが行きかいみていて飽きません。

入り口では[……]

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2023.04.27

【つくばね学 : 新年度のはじまり】

4月21日(金)、3年生になった生徒たちが矢中の杜に戻ってきてくれました。

この日は、初夏を思わせるような陽気が続いていることもあって、少し早いですが恒例の「建具のたて替え」をしました。

今回は夏に向かって障子を網戸に替える作業。

五層窓に入っている内側の障子戸を外し、しまってあった網戸に変えていきます。

建具の掃除もしながらたて替え作業。建具を運びながら長い廊下を行ったり来たりしていきます。

建具自体は軽いものの、奥の物入れから本館の座敷まで網戸を運び、はずした障子をしまい、という作業は手間がかかります。しかし、面白い作業でもあります。建具自体、日本家屋らし[……]

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2023.03.02

【つくばね学 : つくばね学中間発表会】

2月23日(木・祝)は筑波高校を会場に「つくばね学中間発表会」が開かれました。
つくばね学は2年生から3年生の2年間のカリキュラムで、2年生の後期から3年生の前期までは地域のさまざまなところで実習が行われます。矢中の杜には2年生が昨年の9月から実習に来てくれていて、今回の中間発表会はその半年の実習について発表する会でした。

矢中の杜に来てくれている4名も、自分達でパワーポイントで作った発表資料で、矢中の杜の紹介から、実習でしたこと、感じたことなどを発表してくれました。

矢中の杜の他の実習先も多くあり、それぞれの場所で様々な体験をしていることがわかります。

発表の最後に「[……]

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2023.02.02

【つくばね学 : 笹竹の刈り取り】

1月27日(金)のつくばね学は、笹竹の刈り取りを行いました。
別館迎賓棟東側の大谷石塀の際に密生している笹竹。傾斜地にある中庭の一番高いところのあたりです。
枝切り鋏というのでしょうか、大きな植木鋏をそれぞれに持って、笹竹の根本を切っていきます。

作業スタート時は、ガンガン刈り取っていましたが、後半は手よりも口が動くように。
「口より手を動かして」「刈った後がきれいになるようにね」など注文をつけ、それでも作業は面白そうにやってくれていて、良かったです。

刈り取った笹竹は袋に詰めて、全部で8袋になりました。
最後の写真は、作業後きれいになった様子です。

10年に一度の寒[……]

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2023.01.26

【つくばね学 : 窓掃除】

1月20日(金)は2023年つくばね学実習で、生徒たちに本館と別館の窓ガラスの掃除をお願いしました。

昨年末の守り人による年末大掃除では本館南面のガラス拭きをしましたので、生徒たちにバトンタッチして、本館の北面、広縁部分の掃き出し窓と廊下部分の窓。別館一階の観音開き窓を一気に掃除してもらいました。

ガラス拭き自体は体験したことがあったのでしょうけれど、水のスプレーと布で汚れを落とし、新聞紙でふきあげるという洗剤を使わないやり方は初めてのよう。
新聞紙は丁寧に折りたたんで使うより、くちゃくちゃにしたほうが汚れが落ちるよ、なども教えながらの作業になりました。

矢中の杜には窓[……]

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2022.12.17

【つくばね学 : 道具の手入れ】

12月16日のつくばね学、実習に来てくれている2年生の生徒たちに、庭の整備に使う道具類のお手入れをしてもらいました。

草刈り用の各種の鎌や鋏の、錆おとし。消しゴムのような形の錆び取り材を使って、擦っていきます。今年最後の実習で道具の大掃除です。

もう一つのミッションは、奥庭の熊笹刈り。たっぷり生えている熊笹を刈りますが、切りにくくコツがいる作業です。お疲れ様でした。

今年最後のつくばね学でした。
来年1月からも同じメンバーが来てくれます。9月からの矢中の杜での実習体験、どんな感想を持ってくれたのでしょうか。新年からもよろしくお願いします。[……]

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2022.11.24

【つくばね学 : 敷松葉完成!】

11月18日のつくばね学、いよいよ松葉を敷きました。

まずは「敷松葉」予定地?の整地から。事前の笹の根切りの後、笹の根を取りながら、土を平らに慣らしていきました。

土をきれいに慣らしたら、集めた松葉の登場です!

松葉の方向を揃えながら、市松模様に順番に並べていきます。

手前から奥へ。

段々と松葉が敷き詰められていく様子がわかります。

順々に作業して完成です。

いかがですか!

「敷松葉」はかつての邸宅で冬に行われていた作業です。

今はつくばね学で高校生たちが挑戦してくれています。

今年は下準備として笹の根切りも行った[……]

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2022.11.17

【つくばね学 : 松葉を拾う】

11月11日のつくばね学は、奥庭で松葉拾いでした。
紅葉も進み始めた庭での作業です。先週までの筑波山麓秋祭りの動画なども見てもらいました。

紅葉も赤くなり、大王松も大分色が変わっています。

写真にあるように9箱が揃いました。この他にあと2箱、去年の残りを加えて、次回はいよいよ敷き詰めていきます。

今年は事前の準備として、庭倶楽部のメンバーが、敷松葉を敷く場所の笹の根切りをして、石垣の修繕もしています。
長く敷松葉が楽しめるようにという下準備です。
今年の敷松葉、どんなふうになるでしょうか。楽しみです。[……]

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