Author Archives: yamasaki

2021.12.14

フラワーアレンジメントのWSが開催されました

12月12日、日曜日の邸宅公開前の午前に、フラワーアレンジメント・プロデュースEmiさんによる季節のワークショップが矢中の杜で開催されました。

生花とドライフラワーを束ねたクリスマススワッグと、造花で長持ちするお正月飾り作りです。
師走の慌ただしさを忘れ、少人数で贅沢な時間、スワッグの花材はユーカリやモミの仲間などとてもいい香りです。

花材の配置はもちろんのこと、バランスや上手に縛るコツを習いながら、それでも同じ材料でも個性が出てきます。
お正月飾りには途中、お庭の熊笹や南天も付けたしたりしながら、矢中の杜での開催を充分に発揮して、楽しい作品が出来上がりました。[……]

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2021.11.23

守り人日記 〜11月21日〜

「暮らしのなかの陶」展、最終日は開場前から楽しみに来ていたたいた方にまず前庭や地下室で楽しんでもらいながら、嬉しい忙しさのスタートでした。

会期中に2度目の方、お友達を誘って来ていただいた方、前を通りかかってたまたま来た方にも喜んでいただけて、大変嬉しかったです。たくさんのご来場誠にありがとうございました。

終了後には、作品はまた緩衝材に包まれて搬出されていき、通常の矢中の杜に戻りました。

暗さも楽しもうと灯籠にろうそくを灯したりして休憩したのも束の間、勢いよく作業が進みました。
雨が本格的に降り始める前には完了して帰る頃、忘れ去られていた蝋燭も無事に回収されたのでした[……]

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2021.11.19

11月12日【前庭の井戸に手押しポンプがつきました!】

矢中の杜には3つの井戸があります。
みなさんから「これは何ですか?」とよく尋ねられる横井戸と、台所土間の井戸、そして前庭の井戸です。

災害時に近所にも開くことのできる水汲みの場として、まず前庭の井戸を再生して手押しポンプをつけたいという話が数年前からあり、今年度に公益信託「エコーいばらき」の環境保全基金の助成をいただき、11月12日にとうとう実現しました。

10月から4回に渡って数時間ずつ電動ポンプで水と底の泥の汲み上げを行い、中の水は随分透明できれいなものに入れ替わりました。セメントで壁がしっかり固められ、径も大きく、数時間汲み上げても底をつくことなく水量も充分です。[……]

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2021.10.27

【つくばね学:「社会力」講座で紹介!】

本日午前は、つくば市「社会力」講座でつくばね学が紹介されました。

筑波高校の教室での座学の後に、矢中の杜へ移動し、実際の取り組みの場の雰囲気を感じながら生徒たちや受け入れ側の体験談を聞く、ということで参加者・関係者の方が20名ほどいらっしゃいました。

オンライン配信もされるということで朝から準備でそわそわ。時間も限られておりましたので、さっと邸宅内を案内した後、生徒たちが掘り出した中庭上段の小径で質問の時間となりました。

生徒たちからは、つくばね学を通して「コミュニケーション能力」や「周りを広く見る力」が身について、普段の生活でも積極的に人と協働して自分がやれる事があ[……]

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2021.10.12

守り人日記 〜10月10日〜

穏やかな秋の午後の邸宅公開。
日曜日の公開ではガイドツアーはなく、邸宅のメンテナンスをしながら
お客様をお迎えすることが多いのですが、本日は前庭の井戸の清掃を。

底に溜まった泥を汲み上げて、新しいきれいな水に入れ替わると
きっと災害時などにも使えるいい水場になるのではないかという試みです。

お清めをして、中を覗くと、さすが矢中邸の井戸!コンクリートで壁を固められて
とてもキレイな状態です。
水中ポンプを沈めて水を汲み上げると、一部の底には泥が溜まっているようでしたが、
多くは澄んでいて全然きれいでした。

前庭の池は普段は枯れ池ですが、井戸端会議もしながら3時間ほど汲み上げた水を張[……]

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2021.08.12

8月7日【表アプローチの門扉とブロック塀の解体工事】

台風の近づく8月7日(土)、矢中の杜の入り口に聳える門扉とブロック塀の解体撤去工事が行われました。

3月末に内側に版築塀を作ってから、すぐに解体したかったのですが、つくば市の危険ブロック塀撤去に係る補助申請に挑戦し、審査結果を待って、とうとう今日を迎えることができました。

工事は地元の日の丸商事さんにお願いし、朝7時半に作業開始。鉄の門扉が重機で取り外され、ブロック塀にカッターの刃が入っていきます。
時折小雨が降りましたがカッターの埃が舞うのを抑える意味ではちょうどいい天候だったかもしれません。

基礎の部分はなかなか手強く、朝から来ていたショベルカーに追加してハンマードリル[……]

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2021.07.22

7月18日【守り人満喫デー】開催しました

梅雨明け後の突然の猛暑日
10名の守り人が期待を膨らませて「守り人満喫デー」に参加しました。

今回は栃木県益子の濱田庄司記念 益子参考館とSETA MORTERSを訪問しました。

益子参考館は、陶芸家の濱田庄司さんが長年世界中から集めたコレクションを自邸の一部を活用して展示されたことに始まり、現在では濱田邸の母屋や登り窯までを見学できるようになっています。

守り人たちは、矢中龍次郎さんと同じ時代を生きた濱田庄司さんの情熱や人柄に何より感動し、案内してくださったご家族の濱田雅子さんとの話も止まらず、全く時間が足りませんでした。[……]

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2021.06.15

守り人日記 〜6月13日〜

久しぶりの日曜日の邸宅公開、明日からの雨に備えて午前中に陸屋根のコーキング補修作業を行いました。
雲の隙間から時折のぞく太陽に照らされて、じりじり夏を感じながら傷んでしまった防水シートの継ぎ目にコーキング剤を上塗りしました。先日お騒がせした小動物の入り口かもしれない部分の補修も確認!

建築当初は玉砂利が敷かれ、シートには直射日光は当たらない予定だったのかもしれませんね。昭和の時代には、最近のようなゲリラ豪雨みたいな降り方もしなかったかもしれません。

午後には気持ちの良い風が吹き始めたので、風鈴も出して、奥ではヒマワリを植える守り人もあり、すっかり夏仕様です。雨の降り方も、日差[……]

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2021.04.23

庭倶楽部チャレンジ記 〜アジサイロードに向けて〜

4月18日の日曜日、お稲荷様への小道にアジサイの植樹をしました。

挿木した小さな苗を、庭倶楽部の有志が里親として2・3鉢ずつ持ち帰り、冬越しさせたものです。
同じようなサイズから始まった苗ですが、異なる環境で数ヶ月過ごして、驚くほど様々なサイズになっていました。
里親は愛情を持ってかわいがってきたので、どの子がウチの子か、すぐにわかります。

これから地植えで強く大きくなって、きれいな花を咲かせてくれるでしょうか。
1年前は鬱蒼と茂っていたのに、すっかり明るい散歩道。大輪の花が彩るアジサイロードになるのが楽しみです。[……]

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2021.04.01

版築塀ワークショップ報告

春の嵐も過ぎ去って、桜は満開!風もなく穏やかに晴れた3月27日の土曜日。
今年度の活動の締めくくりとなる版築塀ワークショップを開催しました。

今回はベンチとは違って、基礎工事や補強も必要ですし、
東造園の親方と入念に現地打ち合わせやメール相談をしてきました。

3月19日から工事開始、雨やアプローチの水捌けの悪さに邪魔されながらも
きっちりした型枠といろいろな仕掛けも準備していただき、ワクワクの当日。会員を中心に、18名が集まりました。

トラック荷台にいっぱいのマサ土とミキサー2台
身長を超える鉄筋の高さに圧倒されながらも、型枠のカーブや足下の仕掛けを見るだけで
かっこいいものができ[……]

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