Tag Archives: つくばね学

2022.05.19

【つくばね学 : 看板づくりに向けて】

5月13日のつくばね学は、奥庭の看板づくりに向けて、ワークシートを使っての現状把握に取り組みました。いつもの邸宅整備とは勝手が違い、迎える守り人も緊張しながらの時間です。

雨模様の中、邸宅の中で写真資料を使いながら、今の看板の印象などを書き出していきます。
筑波大学演習での見学も同時に行われたので、そちらの案内や解説を一緒に聞いたり、以前放送された「百年名家」の録画を見ながら矢中の杜の特徴を確認したりと、制作の手がかりになるようなものを色々と試してみました。

つくばね学は平日に行われるので、土日に公開されている時の矢中の杜の様子や私たちの活動の状況などは、生徒たちにとっては実感と[……]

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2022.05.12

【つくばね学 : 恒例!矢中の杜の衣替え】

5月6日は、ゴールデンウィークの狭間でしたが、つくばね学が実施されました。

初夏を思わせる陽気のなか3名で、この時期恒例の「建具のたて替え」をしました。

夏に向かって障子を網戸に替える作業。

窓に入っていた障子を外し、しまってあった網戸に変えていくと、すっかり室内の雰囲気が変わり、邸宅は夏の装いとなっています。

建具自体は軽いものの、奥の物入れから網戸を運び出し、それぞれの場所にあった大きさの網戸を取り付けて、今度は外した障子をしまっていくという一連の作業は、なかなか手間がかかるもの。今回もしっかり作業を終えてくれました。

昭和の邸宅である矢中の杜の建具の入れ[……]

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2022.04.28

【つくばね学 : 北条のまちを歩ってみた】

4月22日は、いいお天気の中、みんなで北条の町を歩いてみました。
筑波高校はすぐ近くにあるのですが、意外と来たことがなく知らないようです。

北条、特に矢中の杜周辺の探訪を実施。北側の奥庭から出られる小道や、八坂神社、北条商店街など。多気太郎さまのお墓までは時間がなくて行けませんでした。

生徒たちにはどんなところに見えたのでしょう。

反応が読めずによくわかりませんでしたが、まずはまちの様子を見てもらった日になりました。[……]

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2022.04.21

【つくばね学 : 初日の話し合い】

4月15日、3年生になった生徒たちがやってきました。3年生前期のつくばね学の初日です。この日は2月にあった生徒たちによる中間発表を受けて、「どんなことをしたいのか」を聞き、「矢中の杜はどんなことをしているのか」を踏み込んで伝え、今後の方針を話す日になりました。

生徒たちからは、

●矢中の杜が知られていない、特に(自分達のような)若い人に知られていない。

●もっと知ってほしいから、インスタを活用したり、看板を作ったり、もっと知らせる工夫をしたい。

という話がありました。

矢中の杜からは、

●邸宅の保存活用のため、どんな考えで進めているのか。

●現在取[……]

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2021.12.03

【つくばね学 : 敷松葉が見えてきた!】

11月26日のつくばね学は、快晴の下、今年最後の実習となりました。

いよいよ松葉を敷いていく作業の開始です。

道路から入って、建物の見えてくる内門前の植え込み部分に、これまで集めた大王松の葉を並べていきます。矢中の杜に見学にくる方を一番最初にお出迎えする場所です。

集めた松葉を、方向を揃え、市松模様に、丁寧に。

やってみるとまだ、松葉が足りないようで、後半は先生も加わって懸命に、追加の松葉を集めて並べました。予定している箇所の残りの部分は年明けに完成させる予定です。

やっぱりきれいです。

今回は厚みを持たせて敷いているので、翌日の強風にもしっかり[……]

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2021.11.25

【つくばね学 : 引き続き松葉拾い!】

11月19日のつくばね学、3週間ぶりの実施でした。

矢中の杜で開催していた「暮らしのなかの陶」展。この日は、この展示の鑑賞から始まりました。

矢中の杜の本館を中心に陶の作品が展示されており、順々にみていきます。どんな感想を持ってくれたかまでは聞けませんでしたが、しっかりみてくれていました。

その後は、引き続き「敷松葉」に向けての松葉拾いです。

奥庭にある大きな大王松の松葉を集めていきます。できるだけ綺麗なまっすぐなものを、向きを揃えて集めていきます。

何しろ地味な作業です。ついつい集中力も切れるというもの。

往年の矢中の杜で、専属の庭師さんがなさっていた[……]

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2021.10.29

【つくばね学 : ぬか袋登場】

10月22日、この日は雨模様のため屋内での作業をお願いしました。

今回も3名で、ぬか雑巾で床や柱を拭きあげてくれました。

使ったぬか袋は守り人Tさんのお手製で、布の中に「米ぬか」が入っています。埃などゴミをはいてから、雑巾掛けの要領でぬか袋で拭いていきます。

床や柱の木部を拭くと、ぬかの油分が滲み出てつやつやになり、手触りもツルツルとした感触になっていきます。

やっただけの成果がその場でわかるので、面白かったかな。

木製の雨戸を開け閉めしたり、居間の振り子時計のぜんまいを巻いて合わせてもらったりと、初めての作業も多いなか、大変真面目に取り組んでくれました。[……]

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2021.05.13

【つくばね学:奥庭で草取り】

5月7日は、つくばね学の日でした。

いつもは5名の生徒たちがきてくれるのですが、この日は欠席が2名いたので、3名で実施です。

人数が少ないので、庭の道の復活作業はお休みして、奥庭の草取りをお願いしました。

取った草は、庭倶楽部で奥庭に作った「堆肥スペース」へ。

この作業が意外と面倒。大王松の松葉は、堆肥にはならないので、松葉を熊手で取り払い堆肥スペースに入れます。冬に敷松葉として活躍した大王松の松葉も、今回は避けるわけですね。

またしても面倒な作業をこなしてくれて、お疲れ様でした。ありがとうございます。

今回は作業はありませんでしたが、庭の道も、掘り出し[……]

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2021.04.29

【つくばね学:今年度もはじまりました】

4月23日から、つくばね学が始まりました。

つくばね学の実習は、2年生の後期から3年生の前期までです。だから昨年から来てくれていたメンバーが、3年生になって戻って来てくれました。

久しぶりとはいえ、これまで半年間作業をしてくれたメンバーです。矢中の杜にもすっかり馴染んでくれています。

天気のいいこの日は、外での作業。

昨年度から取り組んでいる、回遊できる庭の道を復活させるべく、高い位置にある小道の土をさらって、敷石を見えるようにしていきます。加えて奥庭の草取りも行いました。大王松の落ち松葉がたくさんあって、それを掃除しながら草取りです。

道具を使ってしっかり作[……]

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2021.02.08

【つくばね学:敷松葉完成!】

2月5日のつくばね学。
昨年から準備してきた敷松葉がとうとう完成しました。

前回敷はじまった松葉ですが、量が少し足りずに、場所によって敷重ねが足りない部分がありました。敷松葉は厚みが足らないと風に飛ばされやすいことがわかり、今回はそんな場所を補修して完成させることが目標です。

まずはもう一度奥庭で松葉を集めますが、まっすぐできれいな松葉が少ない…

こんなにたっぷり落ちているのに、と思いつつ、極めて地味にコツコツと松葉を選んで集め続けました。

休憩をとりつつ、少し脱線しつつ、集めてたまったところで、敷作業へ。

松葉の厚みを見ながら、重ねていく作業は思っているよりも[……]

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